高校3年生時の偏差値は28でした
医学部受験・合格体験記
高校3年生の春、私は姉と共にメビオに入塾しました。
春期講習の時、私の最初の授業は木村先生の数学でした。私は数学が1番の苦手科目でもあり、分からないところしかありませんでした。おかげで泣くことも多く、同じクラスの友達や先生に慰めてもらいました。
本科に入り、友達ができました。その子とは話があい、最初は行くのが嫌だった授業も気がつけば楽しくなっていました。3時間半の授業時間はとても苦だと思っていましたが、慣れてしまうとあっという間にすぎていました。しかし、授業時間に慣れただけで内容はついていけず、ずっとしんどかったです。高校3年生は授業をただただ受けただけで、復習も全然してませんでした。おかげで復習テストはボロボロ。実力テストに至っては数学7点という多分メビオ史上初の成績を取りました。化学も「カルボン酸」と答える問題を「カボン」と答えていて関根先生に笑われました。今になっては何故勉強しなかったのか理解ができません。
浪人1年目でやっと自分の出来なさを痛感しました。
1回習ったとて復習せずに高校3年生を過ごしてたので当たり前ですが。浪人1浪目では授業が終わってからちゃんと復習をしました。わからないところは分かるまで聞いて、自分で説明できるようにする。それを目標に苦手な数学も勉強しました。おかげで、最初の数学の試験の成績は60点になりました。200点満点中なのでかなり低いですが、成長は成長です。それを木村先生は褒めてくれました!そして、授業中に弱者の戦い方を教えてくれました。どの問題も満遍なく解こうとしても、何も書かなければ点数になりません。なら、最初に全ての問題を見て、自分が解けると思った問題を何がなんでも解くという戦い方です。私は全部の問題に手をつけて、わからないまま中途半端に終わらせてたので、新たな考え方に納得しました。
化学の有機分野は嫌いで、高校3年生・浪人1年目も逃げていました。理解も必要だけど、まず覚えなければ始まりません。暗記が苦手なので、書いて覚えて忘れてをずっと繰り返していました。永尾先生には本当に申し訳ないと思ってます!
浪人2年目の有機分野を、今まで理論分野を教えてくれていた関根先生が教えてくれました。私にはそれがすごく新鮮でした。そして、新たなクラスになった影響もあり、絶対復習テストは満点とると意気込み頑張りました。その頑張りが功を奏したのか、久留米模試の有機の問題が確実に全部とれました。それを関根先生に伝えるとめっちゃ喜んでくれてすごく嬉しかったです!
英語は個人的にはできる方だと、思いあがっていました。しかし、文法がまったく理解出来ませんでした。なので英語の杉岡先生の復習テストはいつも合格するのに必死です。授業で終わってからも質問することは少なくありませんでした。1つずつ理解するごとに分からない所がどんどん出てきて本当に辛かったです。
私は集中力があまりなく、ころころと色んな科目を変えて勉強してました。それでも集中出来ないときはよく先生方のいる地下に行ってました。多分自習室にいるより地下にいる方が長いかも。
生物の森本先生に出来た問題を説明したり、新しい問題を作って貰って解いたり、時には雑談も入れて時間を有効に使っていました。
実力テストや模試の結果を返される時が1番苦手でした。
私は本番にとても弱いので、実力が発揮出来ず悔しかったです。また、メンタルがシャボン玉なので、とてつもなくしんどかったです。もう返さずシュレッダーにかけて欲しいといつも言ってました。たとえ前より良い成績が返ってきて先生から褒められても、自己評価が低すぎて素直に喜べませんでした。褒めて伸ばして成長させてくれた先生方には頭が上がりません。
私は浪人2年目に推薦で受かりました。正直、久留米大学は受けるかどうか迷ってました。地元からも遠いし、私の頭では受かる気がしませんでした。それでも、チャンスがあるなら受けた方がいいと助言され、受験しようと思いました。
しかし、色んな科目がまだ中途半端です。合格したと先生から伝えられた時、正直泣きました。嬉しさからではなく、あまりの勉強の中途半端さからです。 木村先生に連絡し、様々な不安をぶつけると、愚痴はメビオに来て吐けばいいと言って下さいました。なので、愚痴は行った時には吐こうと思います。
自慢にはなりませんが私の高校3年生時の偏差値は28です。それでもメビオで色んな先生に手取り足取り助けてもらって、合格することができました。メビオの先生はどんな小さなことでも褒めて伸ばしてくれます。成績が思うように伸びず自己評価の低い私にはそれがとても嬉しく、もっと頑張ろうというやる気につながりました。メビオで勉強してて本当に良かったです!ありがとうございました!