物理科講師紹介
「公式暗記の物理」から「実感する物理」へ
指導方針
公式を覚えるだけの勉強はやめて、イメージをつくることから始めよう
「何が起こっているのかイメージできない」という受験生は多いです。”力学分野は得意だが電磁気や原子などの分野はサッパリ”というタイプの人は、見えないものに対しての「イメージができていない」ことが多いのです。
メビオの物理は、まず「イメージをつくる」ことから始めます。身近な例から出発して「こうなるはずだ!」という直感が働くまで、何が起こっているのかを言葉と図解でくり返し説明します。時には簡単な実験を行ったり、コンピュータ・グラフィックスを用いて解説したりもします。イメージができると、問題を解くこと自体が楽しくなっていくはずです。
その次に多いのは「イメージはできる、結果も想像できる、でもどの公式を使えばよいのかわからない」という問題です。公式に深い理解が伴っていないと、このように「なんとなくはできるが今ひとつ得点が伸びない」という問題に陥ります。
メビオでは、公式や法則が作られた背景を知ることに十分な時間をあてます。そして、直感的なイメージを、芯のある確固としたものにしていきます。ときには、実際に公式を導く作業を行います。このように理解を深めることによって、入試会場で窮地に陥ったときにも、自力で道を切り開けるようになるのです。
物理現象の「イメージ」を頭の中にくっきり描き、「公式や法則の成り立ち」を理解していると、問題演習をくり返すうちに自分の理解の確かさを実感するようになります。そうなれば成績は飛躍的に伸びていきます。メビオ生にとって、物理が得点源となり、また他の受験生に差をつける武器となるものと確信しています。
和田 重明
京都大学理学部卒
京都大学大学院理学研究科 修士課程修了
医学部進学指導経験32年
積極的に面白ジョークを言うタイプでは決してない。なのに、なぜか、馴染むほどに観察したくなってしまう真面目天然素材。シャイで雑談は苦手なので、授業以外は寡黙。プライベートを自ら語ることはないが、優しく質問してあげると、はにかみながら答えてくれること(もある)でしょう。
土田 明代
東京工業大学理学部卒
東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了博士課程中退
医学部進学指導経験7年
「如何に覚える量を少なくするか」をモットーに授業を行う。どんな問題も要素に分解し、何を覚えていればその問題が解けるのかを明らかにしながら各々の生徒が覚えていない要素をつぶしていく。
厳寒の日本海でカニ漁の経験があり、趣味筋トレのマッチョマン。
石川 一宣
京都大学理学部卒
医学部進学指導経験29年
大学では地球惑星科学を専攻。メビオでは物理に加え、倫政も担当。物理も哲学も世界を解釈する切り口のひとつ。そんな様々な切り口に対してニュートラルでありたいと願う日々です。最近の楽しみは、月に数回のお茶のお稽古。普段の授業で生徒に言っている『復習が大切』『できなかったことは、次にはできるようにする』が自らに向かってブーメランのように戻ってきます。
新家 英太郎
京都大学理学部卒
京都大学大学院理学研究科卒
医学部進学指導経験24年
大学では素粒子物理学を専攻。趣味はギター、山登り、数学、フリースタイルフットボールなど。高卒で就職する予定が、なぜか大学受験をすることに。ある意味で想像を絶する成績からスタートしてもなんとかなったので、みんなもやればできるはず。努力に勝る天才なし。