生物科講師紹介
最新の医学部受験に「最適化された生物」を
指導方針
年々増えていく学習内容に対してつねに最新の「優先順位」を伝えたい
生物は進歩し続けている科目です。分子生物学に細胞生物学、そこから生まれたバイオテクノロジーなど、現在の生物学の進歩は、それはもう目まぐるしいものです。こうした変化に合わせて、各大学の入試問題にも新しい生物学の内容がどんどん入ってきています。だからといって、受験生がそれを自力でフォローしていくのは非常に難しいし、すべてが合格のために必要というわけでもありません。
むしろ大切なのは「優先順位」です。しかも、生物が得意な人と苦手な人ではその「優先順位」も変わってきます。そんな一人ひとりの得手不得手にも配慮しながら、基礎から最先端の話題まで、医学部の生物として何がより大切なのかを伝えていく。そうやって医学部の生物を少しでも効率良く——そしてできれば楽しく——学ぶための手助けができれば、と私たちは思っています。
林 智信
京都大学教育学部卒
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了
医学部進学指導経験23年
暗記は嫌い——それでも生物はできます。土台となる理論をちゃんと理解して、思い出すためのきっかけを工夫することで「覚える」速度が「忘れる」速度を上回ればいい。もちろん努力は要るけれど「覚える力」は決して不変のものではなくて、上手に学べば「覚える力」そのものが向上する。これが指導歴20年の彼の持論です。
富永 健一
姫路工業大学理学部卒
大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了
医学部進学指導経験19年
専門分野は発生学。ひとつの受精卵から機能立った複雑な個体を作るシステムの解明が研究テーマ。というと、難しく聞こえるかもしれませんが、本人はいたって親しみやすい人柄。笑顔で生物の本質を語ってくれます。
遠坂 康彦
京都大学農学部卒
京都大学大学院農学研究科博士課程修了
医学部進学指導経験21年
今地球上に見られる生きものたちは40億年もの長い年月の間命をつないできました。あらゆる生命現象には必ず合理的な理由があるはずであり、その理由を知ったときはいつも興奮をおぼえます。生物はまだまだわからないことだらけです。そのような謎も含めて生徒たちと一緒に考えられるような授業を目指しています。