受験期のバックアップ
前日、当日まで最後の1点のために。
医学部の一般入試は、1月の後半から2月の第一週で後期試験を除き、ほとんど終了してしまいます。この短い期間に、毎日毎日やって来る入試 ———
全国の受験会場へと向かう生徒に講師も同行。
入試が続く限り授業・指導を当日まで行います。
出願スケジュールは、複雑。講師がプランニングをします。
31ある私立医学部の偏差値は、一部の上位校を除いてどこも似通っており、65以上の10ポイントの中に密集しています。1点、2点———というわずかな得点差で、合否が変わることもあります。大学によって入試傾向が大きく異なるということを踏まえると、いろいろな大学を多様な方式で複数受験し、確実に『一校合格』をつかみ取っていくことがポイントになってきます。
一般入試では、一次試験の実施日が重なる大学も多くあります。また日程の早い大学の二次試験日と、日程の遅い大学の一次試験が重なることもよくあります。出願日が早いか遅いかによって、二次試験の日程が変わってくる大学もある、といった知識も必要。さらには東京会場と大阪会場と、どちらで受験するのがベストか? といった会場選定も大切です。
私立医学部の受験スケジュールは、複雑極まりないものです。入試を控えた生徒が、自力でスケジュールを組むのは困難でしょう。そこで担任講師が、生徒の志望大学や様々な希望を聞き、出願スケジュールをプランニングします。
受験地の宿泊手配、受験会場のアクセス案内も。
受験期に突入すると、入試ラッシュになり受験生にとって条件がいいホテルはすぐに予約でいっぱいになります。
メビオでは、生徒の受験スケジュールに合わせ、宿泊先の手配を代行します。晴れて一次試験に合格すれば、二次試験用の宿泊先を予約します。そのとき既に同日程で一次試験のために押さえていたホテルがあれば、そのキャンセルも併せてメビオが行います。
そして生徒ごとに、試験会場への地図、利用交通機関の乗り換え案内などを記載したしおりを作り、それぞれに手渡しています。また大学によっては、メビオ生専用バスをチャーターして、入試会場へ向かう日も。
入試当日の朝、講師は生徒を激励して送り出します。また生徒より早く入試会場に向かい、現地で出迎え、生徒に声掛けをする講師もいます。
前夜に、現地ホテルで直前講習。
受験地が大阪周辺の場合はメビオ本校で、遠隔地の場合は生徒のために現地ホテルをメビオが手配。宿泊ホテルに会場を設け、入試前日に直前講習を行います。
昨年の獨協大直前講習は、朝9時30分から13時までは、メビオで。その後、生徒と講師、そして体調管理などを支えるサポートスタッフが同行し、東京へ移動。到着後、生徒が宿泊するホテルで19時から2時間、引き続き授業を行いました。
私立医学部は、どの科目も大学によって傾向も形式も大きく異なります。そこで講師が作った大学別の予想問題集を使います。「明日は、これが出題されますよ!」という授業です。毎年この問題集に載せたものから、「ズバリ的中」が出ています。クラスも細かく分けています。例えば、大阪医大と関西医大を併願する生徒と、関西医大に絞る生徒では、同じ関西医大を受験するとしても授業内容の配分が変わってきます。そこで、生徒の学力だけではなく、併願する大学などに応じてクラスを編成し、より合格のチャンスを広げるようにしています。
終了と同時に配布。 解答速報で次の入試に備えます。
試験当日に問題を入手できる大学の場合、生徒を入試会場に送り出すと、すぐさま講師は解答速報の準備に取りかかります。複数の講師たちが手分けをして問題を解くのです。こうして、模範解答だけではなく、コメントや解説も付けた「解答速報」を作成。入試終了後に会場から出てくるメビオ生はもちろん、一般受験生にも配布しています。
また、入試当日の午後になると、メビオの解答速報ページでも閲覧できるようにしています。毎年恒例になっている、この解答速報へ取り組みは、授業、オリジナルテキスト、進路指導などあらゆる指導に活かされます。「先生、直前講習で習ったことがそのまま出たよ!」というように、的中率が高い予想問題を生徒に伝授できるのも、講師たちが自ら入試問題を解いているから。
昨年度は5つ以上の大学で「ズバリ的中」を出しました。詳しくは、解答速報ページをご覧ください。
また、多くの講師が解答速報に関わり、たくさんの眼で解答をチェック。予備校界一のスピードと正確さを、講師全員が自らに課しています。