英進館グループ代表の想い
全力で支える。
代表取締役自らが講師。
英進館ホールディングス
代表取締役筒井 俊英
東大工学部卒
九大医学部首席卒
九大医学部第一内科(病態修復内科)所属
2001年夏。
その前の年に九州大学医学部を卒業した私は、九州大学病院第一内科で白血病治療を担当する新米医師として働いていました。学習塾英進館で社会人を3年経験した後の医学部入学ということもあり、遅れを取り戻そうと、臨床・研究と昼夜を問わず精力的に動き回っていました。
医師として二年目を迎え、ようやく仕事の喜びや苦労、そしてやり甲斐がわかりかけた頃、英進館創業者である父(当時、英進館代表)が、急病で倒れたとの知らせが入りました。父の病状は深刻で、社長業を続けていくことは困難な状況でした。それまで、弱音を吐くことのなかった父の口から出た言葉は、「このままでは会社を手放さざるを得なくなる。英進館に戻ってきてくれないか。」私の心は大きく揺れ動きました。
医学部を目指そうと考えた時から、医師としての人生を全うするつもりでした。もしここで英進館に戻ると、医師としての道は断たれ、これまでの7年間も無駄になってしまう一方で、私が戻らなければ、多くの社員とその家族が路頭に迷うことになるかも知れない葛藤はありましたが、私は医師としての道を断念せざるを得ませんでした。
英進館に戻った私は、今も高3受験生の指導のために、教壇に立ち続けています。
人(教師)と人(生徒)とが、同じ時間と空間を共有し、真剣にぶつかり合う授業の場こそが、指導の根幹であると考えているからです。授業の場で生徒の学力を伸ばす。生徒を絶対に合格圏へと引き上げる。その信念と責任を持って、この度、医学部進学予備校「メビオ」の代表取締役社長に就任いたしました。
医師と教師。これは私のこれまでの人生そのものであり、その経験を最大限に発揮できる場が「メビオ」です。メビオには約40年の永きに亘り、医学部受験一筋に指導してきた日本一優秀な講師陣が揃っています。講師たちは、自身のプライドにかけて生徒たちを医学部合格へと導いて参ります。学習指導だけでなく精神面や生活面でも、あらゆるサポートを行って参ります。
そしてもちろん、私も教壇に立ちます。
全ては医学部合格のために——。
私たちメビオは、医学部を志す生徒たちを全力で支えて参ります。