私は1年前医学部など夢のまた夢、それどころか大学など入れない成績でした。なんとかなるだろうという根拠のない自信から、周りが勉強しているにも関わらず勉強せずに毎日を過ごしていました。いざ勉強を始めたかと思えばそれは勉強ではなく今考えると単なる作業でした。このように私は非常に勉強嫌いな怠惰な人間でした。こんな私をメビオは医学部の合格へと導いてくれました。メビオとの出会いは浪人が決まりつつあった頃。大手予備校は私には合わないと思い、医学部進学予備校と言われる予備校の説明会に色々参加しました。それぞれの良い所や魅力的な所がありました。そんな中、メビオの体験授業で数学を指導してくれたのが谷島先生でした。信頼できる第一印象だったのです。有難い事に担任も谷島先生で嬉しかったです。何でも谷島先生に相談しましたがメビオの先生は全員信頼できます。

　私はメビオの寮に入っていました。寮はメビオの裏にあったので忘れ物をしてもすぐに取りに行ける上、遅くまで自習をすることができました。朝のちょっとした時間を使ってその日の単語テストの確認や数学の問題を数問解いてからメビオで授業を受けるということも多かったです。そのおかげで授業に集中できました。自然と規則正しい生活を送ることが出来るのです。そして友達の存在も非常に心の支えになりました。私の受験は友達無しでは決して達成できませんでした。勉強において辛いことがあっても友達と話したり笑ったりする事で明日も頑張ろうと思えました。お互い支えたり支えられたりすることで受験を乗り越えられたのだと思います。1年間同じ時間を過ごし同じ食事をすることで受験を通して他では得られない大切な物を得る事が出来ました。

　最後にメビオについて話したいと思います。まず私が感謝していることはいつでも質問ができるところです。メビオが終わる時間まで必ず1人は各教科の担当の先生がいらっしゃるので少し疑問に思ったところがあればすぐに質問できます。どんなに些細な質問であっても原理や成り立ちから丁寧に説明していただけるので深く理解することができました。次に日々の確認テストです。確認テストがあったおかげで良い勉強のルーティーンを作ることができました。確認テストは決して簡単なものではなかったので授業の復習は大事でした。そのため自然と復習するという習慣が付いていき似たような問題を解くときに解法がすぐに頭に浮かぶようになりました。最後にメビオノートです。私は日頃の勉強時間や内容を書くのが好きではありませんでした。しかし、最初にクラスでメビオノートを交換した時にクラスメイトの勉強時間の多さやノートの綺麗さを見て驚きました。そこから勉強時間を増やし、かかった時間を記録していく中で勉強の時間配分や計画的な学習姿勢を身につけることができました。

　合格に向けて緻密なスケジュールと作戦が練られていて、先生達やサポートスタッフのみなさんには感謝してもしきれません。1年間ありがとうございました。