人生で初めて真剣に勉強し努力した
医学部受験・合格体験記
人生で初めて真剣に勉強し努力した
はじめに、メビオでの1年間について記す前にそれまでの私の半生について記します。
私は昔から努力という言葉とは無縁の人間でした。 中学受験で第1志望に落ち、塾の先生に「努力はするもんだよ。こんなもんで受かるだろうと思ってたら受からんかったやろ。」と言われました。 中学の最後にT会の塾長に「君が天才でないことだけは確かだ。第1志望に行きたいなら今から真面目にやらないと間に合わない。」と言われました。 高校2年生のときの進路面談で担任に「どこの医学部でも少なくとも2浪はする。」と言われました。 それでも真剣に勉強に取り組むことはなく、1浪目も真面目に勉強しませんでした。 そして2浪目、当時のどうしようもない私を高橋先生が「男なら1回バシッとやってみろ。」と言って快く受け入れてくださり、メビオでの生活が始まりました。 言わば、人生で初めて真剣に勉強し努力したのがメビオでの1年でした。
このような私が岡山大学に合格できたのは一重にメビオの先生方、環境のおかげです。 以下では、これから受験を控えるみなさんに頭に留めておいていただきたいことを述べようと思います。具体的な勉強法など個人によって大きく異なることについてはあえて述べないでおきます。
受験を控えるみなさんへ
目標は常に高く、第1志望はゆずるな
私は岡山大学が第1志望ではありません。矛盾していると思うかもしれませんが、これが現実です。ただ、ずっと第1志望を目指していたからこそ岡山大学に受かる実力がついたのも事実です。受験は自分の思う通りにいかないことの方が多いです。それが普通です。たった1年、がむしゃらに走り抜けてください。
後悔は必ずする
よく「後悔のないように頑張ろう」といった言葉を聞くと思いますが、私はそんなことは無理だと思っています。実際、私は合格できましたが後悔はたくさんあります。一方で「受かったんだから結果オーライ!?」とも思っています。大事なのはこのような心構えです。後悔は必ずします。その度に「でも受かればよくね?」くらいの大きな気持ちで乗り越えてください。ただ、それだけじゃなくて反省と改善も忘れないでくださいね。
受験はメンタル
私が今回の受験を通して最も痛感したのは、受験は結論メンタルだということです。これは今後多くの人が実感すると思います。ただ、クヨクヨしている時間ほど無駄な時間はありません。そんな暇があれば遊んだ方がマシです。少しでも抱えていることがあれば、1人で抱え込まずに誰かに話して全て吐き出してください。親に話しづらいこともあるでしょう。そんな時はぜひメビオの先生方に話してください。きっと少し楽になれます。私自身も何度もお世話になりました。
最後は気持ち
前述のメンタルは主に受験期前についてのことですが、次は受験期についてです。皆さんは大学をいくつも受験されると思いますが、気持ちが入らなければ実力的には受かるはずの大学にも合格できません。絶対に行きたいと強く思って受けると結果は自ずとついてきます。私自身もそうでした。そして受験本番には運もつきものです。もちろん第1志望以外も受かるに越したことはないですが、他の大学の結果は気にせずに第1志望に全身全霊でぶつかってください.
以上が大学受験をするうえで皆さんに覚えておいてほしいことです。皆さんの努力が報われるよう祈っています。
最後になりましたが、メビオの先生方には本当にお世話になりました。とくに高橋先生、平沢先生、亀井先生、加治屋先生、関根先生には色々とご心配をおかけしてしまいました。先生方が信じ続けてくださったからこそ、最後まで頑張り続けられました。本当に感謝しています。ありがとうございました。