現役生のとき、病気で入退院を繰り返し、満足に勉強できずに入試本番を迎えました。メビオ入校時には、模試では偏差値30台前半を取り、2月の入試本番の得点開示では数学が8点という、今考えると信じられないような成績からスタートしました。そんな状態で様々な予備校を見学していましたが、春期講習を受講したことで、メビオで1年間がんばろうと決心することができました。それまでは、勉強の仕方やどの単元が分かっていないのかすら分からない状態で、闇雲に勉強をしており、知識が断片的で、勉強がとても嫌いでした。しかし、春期講習を受けた後では、それまで何となく自分の頭にあった知識の点と点が繋がり始め、勉強そのものに楽しさを見いだせるようになりました。さらに、春期講習の時点では、講師室に質問しに行く時はとても勇気がいりましたが、一度入ってみると、優しく笑顔で対応してくださる先生方ばかりで、とても分かりやすく説明していただきました。

アットホームな雰囲気でメリハリのつけられる環境

　メビオの良かった点を挙げるときりがありませんが、特に良かったところは2つありました。 1つ目は授業後の質問対応です。長文や和訳は毎週必ず上田先生や杉岡先生に添削や読み合わせをしてもらい、化学は毎日岡上先生などのところへ入試問題編で分からない問題を持っていき、多くの問題をこなしました。生物では西尾先生に記述を添削してもらいながら、林先生に授業でやった内容をノートを見ないで完璧に説明できるまで付き合ってもらいました。数学はメビオLiewを活用しながら、重要問題集を4周程度何度も解いて、問題を見たらすぐに解法が思いつくようにしました。自主課題を行うときには、担任だった亀井先生を始めとして、先生方にどこの範囲をやればいいのか、具体的にどの問題をやればいいのかなど、勉強の進め方で分からないことがあるときには何度も相談させていただきました。2つ目はとてもアットホームな雰囲気のところです。毎週の暗記テストや復習テストでは、クラスみんなで合格！という雰囲気で、全員で協力しながら、「この問題が出るんじゃないか」などを話し合いながら、楽しくこなせました。先生方も授業中以外にもたくさん話しかけていただけ、いろいろな雑談もできてとても楽しかったです。特に林先生とは、毎日のように自習室の帰りに雑談して、息抜きの相手をしていただけていました。このことで、勉強と休むところでしっかりとメリハリをつけることができたと思います。

自分のためだけの対策テキスト

　メビオでの勉強を続けるうちに、模試では偏差値が70台にも上がり、順位も2位や3位を取れるようになりました。偏差値が現役生のときと比べて40も上がったことには驚きましたが、メビオで授業を受け、復習をしっかり行えば成績は必ず伸びると確信していたので、安心感もありました。 その後迎えた推薦入試本番では、とても自信があったので、一般入試があるから推薦入試に落ちても大丈夫だという気持ちで受けることができました。結果、この考え方で本番は過度に緊張することなくリラックスして受けることができ、合格することができました。東邦大学は1次合格から2次試験までの期間が数日しかなく、その間にMMI対策をしなければなりませんでした。しかし、林先生が合格翌日に僕のためだけに対策テキストを作成していただき、本番形式の練習も何度もしていただきました。時間がない中で本当にレベルの高い練習を行えたことが、2次試験の合格につながったと思います。

嫌いだった勉強を楽しむことができた

　医学部合格に必要なことは、まず自分のリズムを作り、しっかりと自習時間を確保することが大切だと思います。私は5時に起き、22時半には寝るという生活を続け、自習の時間を朝にも確保しました。授業を受けることはもちろん大切ですが、それだけではなく、自分で手を動かして授業内容を再現したり、類題演習をたくさん行ったりすることも、成績を上げるのに必要不可欠だと思います。そして何よりも一番大切なのは、勉強を楽しむことだと思います。僕自身も前述の通り、勉強がとても嫌いで全くモチベーションが上がりませんでした。しかし、メビオの先生方の説明は本当に分かりやすく、難しい問題や現象もすんなりと頭に入るようになり、次第に新しいことを覚えることがとても楽しくなっていきました。つまらないと思いながら勉強しても、なかなか思うように成績は上がらないと思います。新しいことを覚えるとき、そのような解き方や現象もあるんだなという感動と楽しみを持って勉強すれば、1年間しっかりと乗り切れると思います。メビオの先生方は、質問すれば受験内容に加えて深いところまでいつでも詳しく説明していただきます。最初は緊張すると思いますが、どんどん話しかけるといいと思います。先生方の質の高さは本当に日本一だと思います。本当に1年間お世話になりました。