2025年入試対策 関西医科大学後期攻略講座
2025年入試対策 関西医科大学後期攻略講座
関西医科大学、メビオで完全攻略!
関西医科大学を志望する皆さん、入試対策は万全ですか?
創立45年の伝統と実績を誇るメビオの「医学部攻略講座」では、関西医科大学の一般選抜試験を徹底的に分析し、合格への最短ルートを提供します。
関西医科大学の入試は、近年、試験形式や出題傾向の変化が見られ、英語では自由英作文や長文読解の増加によって、高い英語力と速読力が求められます。また、数学や理科では高難度の問題が出題されることもあり、総合的な学力と柔軟な思考力が必要です。
メビオでは、こうした関西医科大学の入試特性を深く理解し、長年培ったノウハウを活かして的確な対策を行います。経験豊富な精鋭講師陣が、過去問を徹底的に分析し、頻出テーマや重要ポイントを押さえた指導を提供。また、試験形式の変化にも柔軟に対応できるよう、最新の入試情報を取り入れたカリキュラムを用意しています。
過去問を研究し尽くしたオリジナル教材を活用し、最大限の得点力を養成します。あなたの夢の実現へ、私たちが全力でサポートします。
メビオの「医学部攻略講座」で、関西医科大学合格への確かな一歩を踏み出しましょう!
オンライン受講も可能
※授業はライブ配信ですが、録画視聴も可能です。
- 開講日
- 2025年2月28日(金)
- 時間割
-
9:30〜11:00 物理/生物 11:30〜13:00 化学 13:45〜15:15 数学 15:45〜17:15 英語 ※時間割は変更の可能性があります
オンライン受講の場合
- テキストは授業日2日前ごろに発送します。
- 授業はライブ配信ですが、録画視聴も可能です。
- 授業録画は入試日前日まで視聴可能です。
- 受講料
-
30,000円(税込)
※お支払いは銀行振込となります。お申込み後にお支払い先のご案内をさせていただきます。
※キャンセル・変更の場合は授業日の3日前20:00までにご連絡ください。 期限を過ぎてのキャンセル・変更・返金はできません。
※ご入金後、当日に欠席をされた場合は、録画視聴のご案内をします。 - 対象
- 医学部を目指す高3生〜既卒生
- 場所
- 医学部進学予備校メビオ校舎 地図はこちら
- お申込締め切り
- 2025年2月25日(火)20:00まで
メビオへのアクセス
医学部進学予備校メビオ校舎
〒540-0033 大阪市中央区石町2-3-12
※大阪メトロ谷町線及び京阪電気鉄道「天満橋」駅から徒歩3分
関西医科大学 2025年度(後期) 入試問題分析
英語
試験時間80分。2023年度以降,長文2題,自由英作文1題へと変化した。大問3の自由英作文は前期・後期ともにグラフについて客観的事実と自分なりの解釈を2つに分けて記述するタイプに変化した。こうした大問構成の大きな変化は,関西医科大学においてはよくあることなので,前年度過去問を研究して試験に臨んでも,予想を超えた変化があることは想定しておく必要がある。大問1のT/F問題は本文の該当部分と付き合わせて順に検討すれば解答できる問題であり,標準レベルと言える。そこをしっかりと得点することが重要である。大問2は内容一致問題1問,同意語選択問題4問,語句整序問題1問,空所補充問題7問,選択肢なしの空所補充問題2問,語句抜粋問題2問で構成されるが,これも標準レベルであり,失点をどれだけ避けられるかで合否が決まるだろう。長文の分量は増加傾向にあるので,速読力を養っておくことが求められる。
数学
2023年度までは毎年形式が変わっていたが,2024年度は前後期とも2023年度と同じく記述の大問が4問出題された。分野的にも確率と微積分が1題ずつ,後は図形的な問題や数列で前年と変わらない。後期試験は5年連続で前期試験と同じ形式,同じ難易度の出題となっているので,後期試験を受験するに当たって,その年の前期試験の復習をすることは欠かせない。ただ,2024 年度前期試験は近年になく難度が高く,後期試験もそれに近いくらいの難度の高さであった。おそらく受験生が比較的得点しやすいのは Ⅰ (1)(2),Ⅱ (1),Ⅲでの Sn についての処理,くらいであろう。どの問題も難度は高いので,高得点を狙うのは非常に難しい。しかし入試は相対勝負なのだから,完答にこだわらずに解きやすいところから解いて,上手に得点を稼ぐようにすればよい。
物理
大問数4で設問数は16だが,設問一つあたりの解答数が多く,総数は50。例年の解答数に比べると大幅に多い。 傾向と対策に関しては前期と同様。 Ⅰ [力学:斜方投射](標準)モンキーハンティングの標準的な問題。前半は基本的な問題なので確実に得点したい。 Ⅱ [電磁気:電場,静電誘導,静電遮蔽](やや易)静電誘導のルールに逆らわないように考えればよい。 Ⅲ [力学+波動:共振,うなり,強制振動](やや難)共振などをテーマにしたやや発展的な問題。 Ⅳ [熱:比熱比の測定](やや難)比熱比を測定する問題。問1 の時点で手が止まってしまった受験生もいたのではないか。作業量自体は多くないので問1,問2 が解ければ完答も可能。 総評 総じて2024 年度後期は昨年度後期と同程度の難易度。今回グラフを描く問題は出題されたが,例年頻出の表やグラフからデータを読み取 る問題は出題されなかった。各大問に関しては,大問Ⅰは7 割程度,大問Ⅱは8 割,大問Ⅲは8 割,大問Ⅳは6 割得点するのが理想。作業量 は例年に比べて少なかったがそれでも時間切れで全ての問題に手が回らなかった受験者も多くいたことだろう。後期であることも踏まえて目 標得点率は65 %
化学
理科2科目で120分。形式面においても,大問4つという構成で2023年度後期および2024年度前期から変化はなかった。昨年度よりもボリュームが減った分,解きやすくなったと感じた受験生は多かったように思うが,全体としての難易度に大きな変化はなかった。近年出題が続いている「全て選び」という指定の設問には高い精度の知識が求められる。また,幅広い分野から標準的な難易度の出題がなされていたことから,差は付きやすそうだ。関西医科大学の難易度が上がっていることも鑑み,一次合格には75%欲しい。 前期と同じく,細かい知識を問う設問が増えており(例:過リン酸石灰の合成反応式など),そこで確実に得点するための対策として,化学の図説などを隅々まで熟読しておくことが必要である。また,コロイドの問題のように問題文の意図をよく読み取らないといけない問題も出題される。過去問を含め類題の演習を丁寧に行っておきたい。
生物
例年どおり,大問4題構成で,出題形式は「計算あり」の「記述式」である。2024年度は前期試験がかなり難しかったため,後期試験のほうが得点しやすかっただろう。大問Ⅰの小問集合でできるだけ得点しておきたいのは,前期試験と同様で,大問Ⅱ~Ⅳは,前期試験に比べればいずれも取り組みやすかったと思われる。ただ,全体的に得点しやすい設問とそうでない設問がはっきり分かれており,ある水準以上の受験生の間では,差はつきにくかったのではないかと思われる。ここ数年,関西医科大学の出題は傾向や難易度にかなりバラつきがあり,できるかぎり「基本的な知識の精度を上げておく」という王道的な対策以外には,これといった対策が取りづらい。ただし,内容とは独立に気をつけるべきこととして,「複数回答で順番を問題にしていない場合は,アルファベット順に並べなさい」といった特有の指示があるため,解答の仕方には細心の注意を払ってほしい。