講師の大川内と丸山が春の定期演奏会に出演!!
講師の大川内と丸山が春の定期演奏会に出演!!
2012/06/02(土)
先日、5月27日(日)に京都市民管弦楽団 第85回定期演奏会が開かれ、
楽団に所属している講師の大川内と丸山が出演しました!!
演奏した曲目は…
・ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
・ハイドン「軍隊」
・ショスターコヴィチ「交響曲第10番 ホ短調 作品93」
以上3曲を演奏。
演奏会ではリーフレットが配布され、
その中には曲紹介が記載。
内容としては、作曲のきっかけや作者の心情、作曲された環境や歴史など…、
曲によって様々な紹介されています☆
演奏会の楽しみは「単純に音楽を楽しむ」。
それに加えて、演奏する曲の裏にある背景・歴史…
そして、その曲に隠されたメッセージを感じようとするのも楽しみの一つかもしれません。
では今回大川内と丸山が演奏した曲は、どのような背景があったのでしょうか…?
↑ パンフレットを読んで見ましたが・・・。AL「・・・・・・・・(焦)」
読んでいるだけでは全く分からない!!!!
…と、いうことで早速インタビューを決行。
Q:今回演奏した曲の背景にはどんなエピソードがありますか?
丸山「えーっとねーショスターコヴィチの曲に関してはこの時代が良く反映されていて…」
演奏会最後に演奏した≪ショスターコヴィチ「交響曲第10番 ホ短調 作品93」≫
ソビエト連邦にて、社会主義に反するモノ全てが制圧された時代。
民衆をけん引する作曲家も自由に表現する事が出来なかった時代。
金管楽器=政治
弦楽器=民衆
木管=自分自身
その3つが「矛盾して合わない」という事を密かに表現した曲。
← AL「ふむふむ・・・・」
歴史を象徴する曲…きっとどんな曲も背景はあるかとは思いますが、
弾圧された時代での「隠れた自己主張」は強いものを感じそうですね。
聞けなかったのが残念だなーと思っていたら…
丸山「あとはねー…」
と、こんなエピソードも。
自身の姓名を表す「DSCH」の文字を音名に置き換えてメロディーを入れ、
更には思いを寄せる女性の名前の音型を頻出させるという、ちょっぴりロマンチックな面も。
AL「へぇ~すごーい☆」
さっきまで偉大な作曲家さまだと思っていたら、急に身近に☆
この様な知識も持ち合わせながら聞くと、さらに楽しそうですよね。
ちなみに次の演奏会は11月4日です。
また時期が近付いてくれば告知しますね。