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近畿大学医学部推薦入試の講評【1】英語・数学

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近畿大学医学部推薦入試の講評【1】英語・数学

入試

メビオ講師コラム

2015/11/26(木)

11月22日に近畿大学医学部の推薦入試が実施されました。
各科目ごとにメビオの講師が問題を解いて、講評をまとめましたので、遅くなりましたが掲載しておきます。

英語:

大問形式は昨年通り。
Ⅰ文法・語法4択
例年並みの難易度。昨年よりも易しくはなったが誤差の範囲。語彙レベルは現役生には厳しいものもある。5/10目標。

Ⅱ正文選択
取っつきにくいが、品詞を中心とした基本的な文法過去問をトレーニングしていれば例年よりはやや平易に感じるであろう、差のつく問題。8/10目標。

Ⅲ語句整序
昨年から10問(各問に付きマーク1カ所)に変更。空所は位置から論理的に決まるという問題が多く難易度は例年並みだが、今年度は決まり切った表現を知ってないと思いつきにくい問題も散見された。8/10目標。

Ⅳ長文空所補充
文章は易しい内容(立って授業を受けることの効果)で、語彙レベルも高くない。これ以上は落としたくない。目標8/10。

Ⅴ長文総合
物理系の内容(衛星が軌道上にとどまる理由)。例年通りパラグラフリーディング、下線部解釈中心で、文法的出題も含まれる。物理選択者には親しみのある内容で読みやすかったと思われるが、設問に正誤問題のような微妙な選択肢も含まれ、選びにくいものもある。7/10目標。

学校の難易度を考えると、全体として36/50(7割)は欲しい。

 

数学:

大問1(1)やや難
頻出のサイコロを用いた確率の問題。過去に同じ問題を出題したこともある。誘導が少ないのでウは大変だろう。

大問1(2)標準
正四角錐に関する問題だが、方針によっては時間がかかる。

大問2 標準
四面体に関する諸量を求める問題。図形が見えれば大したことはない。

大問3 易
直線に関する対称移動。これは易しいのでぜひ完答したいところ。

難しいわけではないが、簡単に得点できる問題が少ない。大問2,3を完答近くまで持って行って、大問1でどれだけ取れるかの勝負になるだろう。ボーダーは8割~8割5分か。