2017年度近畿大学入試説明会
2017年度近畿大学入試説明会
入試
メビオ行事
2016/10/18(火)
10月14日、近畿大学医学部教育グループ学務課の吉田氏にお越しいただき、入試説明会を行いました。
近畿大学医学部の入試説明会をメビオで行うのは今回が初めてとなりますが、和やかな雰囲気のなかカリキュラムとその特徴、入試の変更点、その他にも幅広く興味深いお話を伺うことができました。
まずはカリキュラムについて。
2年次から始まる解剖実習、4年次に全員が受験するOSCEやCBTという全国医療系大学共用試験、そして5年次から始まる国家試験対策に関する説明では、ビデオ講座を利用することや勉強合宿を行うなど各種対策が充実していることを強調されていました。
次に入試の主な変更点について。
ひとつ目は一般入試の後期試験が医学部独自の問題に変更になるという点です。
二つ目は配点の見直しがなされた点。英語の配点を全ての入試方式で100点に変更し、一般入試の理科は2科目で300点だった配点が2科目で200点になります。ここから全ての科目の配点を同じにすることによりフラットな評価をしたいという大学の意図がうかがえます。
そして三つ目の大きな変更点が後期の2次試験で面接を取り入れた点です。近年ほとんどの医学部入試において課される面接ですが、近畿大学でも医師になるにあたって、コミュニケーション能力の高さを重要視されているようです。
新しく導入されることになった面接試験を含む2次試験についてのアドバイスもいただきました。
小論文はたとえ出題された問題の内容が難しく、知らない用語があったとしても、諦めずに、きちんと「論文を作る」ことを意識して書くこと、そして面接は「用意されたものではなく自分の言葉で話す」ことを意識してほしいと仰っていました。
また、一般入試、推薦入試それぞれについて、どれだけ得点すれば合格ラインを越えることができるのか、というデータも伺うことができました。
具体的な点数を知るとリアルに目標が見えるだけに、真剣に聞き入る生徒たちの姿が印象的でした。
今回の説明会に参加した生徒からは「過去問を頑張って解いて出題傾向に慣れようと思った」「近畿大学に行きたい、という気持ちが強くなった」という感想や、初めての入試となる高校生からも「説明が分かりやすくて、とても参考になった」という声を聞くことができました。
さて、今後のメビオでの入試説明会は、残すところ兵庫医科大学・大阪医科大学・関西医科大学の3回となりました。
積極的に説明会に参加してモチベーションを上げていきましょう!