2017年度兵庫医科大学説明会
2017年度兵庫医科大学説明会
入試
メビオ行事
2016/10/29(土)
10月19日はメビオで兵庫医科大学の説明会を行いました。
今回は学務部入試課の谷氏にお越しいただき、大学の紹介や入試ついて様々なお話をしていただきました。
兵庫医科大学は大阪と神戸の中間に位置する西宮市にあってアクセスがとても良いうえ、すぐ近くには武庫川、南は大阪湾、北西には六甲山系と自然豊かな立地で過ごしやすい環境でもあります。
カリキュラムの特徴としては実習など体験型の授業が早くからあること、他大学との交流が多いことが挙げられます。
1年次の途中には教養科目を終え、年明けからは人体解剖実習や臨床実習が始まります。
早い段階で実習を始めるのは自らが医学部で学んでいる、という意識づけをするといった目的もあるそうです。
また、兵庫医科大学は単科大学でありながら、総合大学である関西学院大学と学術交流包括協定を結んでおり、教養的基礎科目において関西学院大学で履修科目を選択受講します。
3年次からはグループ校である兵庫医療大学と連携し、1つの症例にチームとして対処しながら学び、5年次からは本格的に医療チームの一員として臨床実習に取り組んでいきます。
国試対策としては学力別に何度もクラス分けをし、サポートが必要な学生には合宿などの機会も設けています。
また、医学教育センターでは教員が積極的に学習支援も行っているそうです。
ちなみに今年行われた国試の合格率は95.1%。
こういった大学の手厚いサポートが高い合格率をたたき出しているのだと思います。
印象的だったのは、研究医の育成にも力を入れている点です。
選抜されれば3年次からは研究医コースとして進むことも可能で、講義や試験を免除し、その間研究室に配属されるといった内容です。
最大600万円の奨学金制度もあるので、研究医を考えている受験生にとってはとても魅力的だと思います。
そして現時点でいちばんの関心事である入試について。
大きく変わったのは一般入試の1次試験の日程が例年より1週間ほど遅くなった点。
出願期間の締切がセンター試験よりも後なので、センター試験を受ける受験生は、その出来を判断してから出願するか考えることが可能です。
注意点としては大阪以外の地方会場での受験を希望する場合は、定員に限りがあるので早めに出願してほしいとのことです。
また、補欠の繰り上げについても詳しくお話ししていただきました。
補欠が回ってきた場合、少しでも早く連絡を受ける方法としては、やはり一番連絡の取りやすい携帯電話の番号が記入してあるのがベストなのですが、繋がらなかった場合の為にできるだけ複数の番号を記入。
それでも繋がらなかった場合は書類を送付するのですが、そうなると手続き期限がかなり迫っていることになるので注意が必要です。
また、特に補欠についてはSNSなどで間違った情報が出回ることもあるので十分気をつけてください、とのことでした。
その他、小論文や面接についても貴重なお話しを伺うことができました。
さて、先日メビオでは今年度初のAO入試の合格者が出ました!
そして11月に入ると3日には最後の実力テスト。
6日からは受験校を決定するための保護者面談が始まり、願書用の証明写真の撮影も予定しています。
さまざまな行事からも入試が迫ってきたことを実感します。
最近、特に朝晩の気温が下がったこともあってメビオ生の間でもマスク姿が目立ってきました。
これから寒くなるにしたがい、風邪をひきやすくなり、インフルエンザの流行も予想されます。
入試本番では100%の力を発揮できるよう、ここから先は今まで以上に積極的な体調の管理を心がけましょう。