金沢医科大学ってどんな大学？

金沢医科大学は、来年建学50年を迎えます。建学の精神は、「良医を育てる」「知識と技術を極める」「社会に貢献する」となっております。そして、現代の良医育成のため、「確かな医学の知識」「豊かな人間性」「英語教育」を三本柱としているとのことでした。

説明会のダイジェスト

今回の説明会でお話いただいた内容を一部ご紹介させていただきます！

【昨年度からの変更点】

●編入試験が廃止になったため、いわゆる推薦型の入試が定員がそれぞれ1名ずつ増えました。（上記は変更後の人数です）

●一般選抜（前期）の日程が2日間になり、「試験日自由選択」制で実施されることです。受験回数及び受験日を自由に選択できます。そして、2日間の試験になったため、得点を標準偏差を用いて標準化し（いわゆる偏差値に換算）、2日間総合で合否判定を行います。

●昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により学力検査の出題範囲を絞るという配慮がなされましたが、本年度は通常通りの出題範囲に戻します。

【総合型選抜（研究医枠）について】

只今認可申請中の枠として、総合型選抜（研究医枠）1名があります。

新しい診断・治療の研究や感染症医療を含めた臨床問題に取り組む基礎研究医を養成する取り組みで、大学院医学研究科の科目として存在するテーマの中から自由に研究をしてもらえるとのことです。試験科目は他の総合型選抜と同一で、出願書類が自己推薦書に変わり志望理由書を提出してもらうとのことです。

【合格発表】

正規合格者と同時に繰り上げ合格候補者を決定し、補欠及び繰り上げ順位を文書で通知します。令和3年度は前期1次合格者465名、2次正規合格者91名、補欠者213名、繰上げ合格者104名、後期は前期1次合格者75名2次正規合格者10名、補欠者12名、繰上げ合格者8名という結果になりました。

【AO入試】

AO入試については、北陸三県出身の人は意外と少なく、全国から集ってきてくれたとのお話をしてくださいました。また、本年度の1年生は女性の方が多く入学しているとのことです。

【医師国家試験合格率】

医師国家試験合格率は、本年度新卒が86.7％ということで、全学あげてこの数字を90％にする目標で頑張っています。

【医学教育棟】

最後に、医学教育棟という良医を育てるというコンセプトの施設について説明いただきました。スチューデントドクター医局という第6学年用の施設についてなど、医学の勉強に励める環境が整っているとのお話です。

少しでも興味のある大学は説明会に参加しましょう！

今回の説明会は初めてオンラインでの実施となりましたが、ご担当者様に来ていただく説明会と遜色なく、大変有意義な時間となりました。受験生の皆さんも、このような貴重な機会を逃さず、ご興味のある大学説明会のときには、ぜひ積極的にご参加ください。

9月11日(土)・18(土)より、2022年度入試対策講座『医学部推薦本科』を開講しました！

一般選抜より実質倍率がかなり低く、いわゆる「広き門」から入ることができる学校推薦型選抜試験。
しかし、推薦型選抜の情報はあまり出回っておらず、各大学ごとに条件も異なり、情報が複雑で試験対策が立てにくいのも実情。
これまでの過去問データや、実際に受験した生徒からのヒアリング情報を長年蓄積・研究してきたメビオだからこそできる、『推薦本科コース』で推薦型選抜入試を徹底攻略しましょう！