福岡大学医学部各科目の講評および全体総括
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入試
メビオ講師コラム
2024/02/11(日)
2024年2月2日の入試は、昭和大学医学部、埼玉医科大学、東海大学医学部、福岡大学医学部の4校が同時に開催されました。
福岡大学医学部の志願者数は、受験日程の重なりにより、前年度の2127名から2071名へと僅かに減少しました。
以下に、今回の福岡大学医学部の入試問題について、メビオ講師による各科目の所感をお伝えします。
英語
形式に大きな変化はありませんでしたが、大問3は「適するものを選べ」から「適さないものを選べ」という形式に変わりました。全体として昨年度より若干難易度は上がりました。目標は 65%です。
数学
やや取り組みやすく見える問題もあったものの、全体の難易度は昨年度並みで、高得点を取るのはそう簡単ではありません。大問Ⅰ(iii)を何とか完答して、他の問題は前半部分を押さえていければよいでしょう。目標は 60%です。
物理
今年度は昨年度よりも易しくなりました。3問の大問はいずれも解きやすい問題でした。作業量もそれほど多くないため、見直しの時間も十分に取れた受験者も多かったでしょう。目標は 80 %です。
化学
昨年度同様、大問が4題出題されました。今年度は、昨年度に比べて難しい問題が増えました。しかし、それ以上に問題のページ数が10ページから15ページへと大幅に増えたことで、解きづらさを感じた受験生が多かったでしょう。目標は70 %程度です。
生物
各大問で一部取り組みにくい、またはミスを生じやすい問題があったものの、全体的には得点しやすい問題が多かったと言えます。できるだけ取りこぼしを防いで、高得点を狙いたい内容です。目標は 80%
(*大問1に出題ミスあり)
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