医学部コラム
医学部受験科目まとめ!センター試験と二次個別試験制度を理解しよう
受験計画
2019/05/28(火)
(最終更新日2022/06/30)
目次
1.医学部の受験科目は多い
2.センター試験と2次試験の対策が必要
2-1国公立はセンター試験と二次試験の対策が必要
2-2私立大学もセンター試験の結果を利用できる
3.センター試験の科目一覧
3-1国語
3-2英語
3-3数学
3-4理科
3-5社会
4.まとめ
医学部の受験科目は多い
医学部受験の特徴は、何と言っても受験に必要な科目が多いという点にあります。医学部を受験するときにはそれぞれの科目の特徴や、各大学で求められる点数などを正確に理解してから受験をすることが非常に重要です。しっかりと準備をし、計画を立てながら勉強すると効率よく受験に臨むことができるので、しっかりと受験に必要な知識を身につける必要があります。
私立大学で採用されているセンター利用入試や推薦入試では、国立大学と異なり受験に必要な科目が少ないケースもあるので、しっかりと計画を立てれば得意科目だけで受験をすることもできます。安心して受験できるよう、受験の専門家のサポートを受けながら計画を立てるように心がけましょう。センター試験と二次試験の対策が必要
国公立はセンター試験と二次試験の対策が必要
私立大学もセンター試験の結果を利用できる
私立大学の受験でもセンター試験の結果を利用して受験できる場合があり、実は非常に有利な条件で受験できるチャンスもあるため、私大受験を検討している場合には、センター試験の利用をしっかりと検討する必要があります。
私立大学のセンター利用入試では大学によっては少ない科目で入試ができる場合があり、得意な科目と合致しているのであれば一般入試よりも負担を軽くしながら受験することができます。センター試験で高得点を取ることができれば、私立大学の受験の手間を減らしながら滑り止めを確保することもできるので、センター利用入試のチャンスを最大限に活かしましょう。センター試験の科目一覧
国語
英語
数学
理科
理科の科目選択は理系の学生にとってかなりのウェイトを占めます。化学はほぼ全ての学生が選択する科目で、全分野からバランスよく出題されるので、計算力・知識をバランスよく鍛え上げる必要があります。
物理と生物のどちらかから1科目を選ぶことになるときに、決め手になるのが数学です。数学の能力が高い学生は物理学と数学の近接性から物理を選択することによって、受験科目としての負担をかなり軽減できます。
一方、生物という科目が不利になるかというとそういう訳ではありません。生物という科目は幅広い知識を頭に入れ、運用する能力が求められる科目です。一見暗記科目のようですが、理屈で点数を確保できる部分が非常に大きい科目なので、数学の計算などに不得手を感じている方でも対策次第では高得点を出せるでしょう。社会
社会の科目選択で注意したいのが、受験校が指定している科目です。大学によっては現代社会の選択が認められていない場合もあり、事前に調べてから受験科目を選択する事が非常に重要です。
日本史や世界史は暗記の分量が多く、受験に際して選択に慎重になる必要がある科目です。ある程度得意意識があるのであれば選択しても構いませんが、社会全般に苦手意識がある場合には避けたほうがいいでしょう。
倫理・政治経済・公民などの科目は暗記の分量は歴史系科目ほど多くはないのですが、理屈が占めるウェイトが大きくなる科目です。理系にも人気がある科目なので、選択に際して大きな問題は少ないのですが、現代社会や政治経済などでは時事問題が出題されるので、情報収集が重要です。
地理は社会の中でも特殊な科目で、理系の知識を持ち合わせている学生にやや有利な科目です。生物のバイオームなどの分野と関連があるのも特徴的です。暗記の分量は少ないのですが、理屈が非常に大きくなる科目なので、暗記で処理できる方が気が楽という学生にはあまり向かないかもしれません。