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医学部ってどんな人が行くの?現役合格する人の特徴や過ごし方のポイントを紹介

基本情報

2024/03/30(土)

(最終更新日2024/06/07)

医学部に進学するには、難関な入試を突破する必要があります。では医学部への進学を希望する人は、どのような理由や背景を持っているのでしょうか。また、医学部に現役で合格する人の割合はどれくらいなのかも気になるところです。

この記事では医学部に現役合格できる人の特徴や、現役合格するために押さえておきたい、受験までの過ごし方のポイントなどを紹介します。ぜひ今後の受験勉強の参考にしてください。

医学部に行く人ってどんな人?

医学部に行こうと決意した人は、どのような理由やきっかけがあったのでしょうか。まずは、医学部を志望する動機付けにはどのようなものがあるのかを紹介します。

人の命を助けるという使命感を持った人

医学部への進学を決める理由のひとつに、人の命を助ける仕事をしたいという考えが挙げられます。患者さんに対して直接医療行為を行い、助けられるのは医師だけであるため、自分こそがその立場になりたいと使命感を持ち決意する人は多いです。

自分自身が闘病したりケガをしたりした経験がある人は、そのときに親切にしてもらった医師や看護師に感謝をするとともに、今度は自分が逆の立場になって人の役に立ちたいと考える人もいるでしょう。また、医療現場を題材としたドラマやドキュメンタリーなどの中で、人の命を救う場面に感動して医師を志望する人もいます。

理系の最難関学部に挑んでみたい人

医学部は理系学部の中で最難関です。医学部入試は、高い学力を持ち合わせていなければ、勝ち抜くことはできません。最初は特に医学部を目指したいと考えているわけではなくても、勉強が好きで成績が優秀だった場合、学部選択をする際に最難関学部に挑戦してみたいと考える人もいるでしょう。

その他には周囲から医学部の受験を勧められたことをきっかけに、目指してみようかと考える人もいます。難しい入試を制して晴れて医学部に入学できれば、大きな達成感を感じられるでしょう。

親や親せきが医師という人

医学部の学生の中には、代々医者の家系である人も多くいます。親が開業医をしていて将来的には跡継ぎになるようにと子どもの頃から言われていたため、自然と医師への道を目指すようになったというケースもあります。

身近な人が医師として奮闘している姿を見ていれば、良い点だけでなく、大変な面があることも感じているでしょう。そうしたネガティブな面も見てきたうえで医師になりたいと考える人は、確固としたモチベーションを持って医学部に入学してきているといえます。

医学生の浪人率は他学部よりも高い

通常の学部であれば、現役合格する学生は全体の8割ほどと言われています。しかし、医学部の現役合格率はそれよりもかなり下がる傾向にあり、浪人生の割合が増加します。しかも、医学部の場合は多浪(1年以上浪人している学生)も少なくありません。

また、同じ医学部でも国公立と私立を比べると、私立のほうが浪人率は高い傾向です。国公立大学は公募推薦制度を設けていることが多く、公募推薦制度は卒業年度の制限があることから現役合格率が高くなっていると考えられます。

※出典:学校基本調査.「14 大学 年齢別入学者数」 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00400001&tstat=000001011528&cycle=0&tclass1=000001212520&tclass2=000001212545&tclass3=000001212546&tclass4=000001212548&tclass5val=0,(参照 2024-02-04)

医学部に現役合格できる人の特徴

医学部の合格者は浪人の割合が大きいといえども、現役合格している人はいます。では、医学部に現役合格できる人にはどのような特徴があるのでしょうか。

頭の回転が早い人

医学部に現役合格できる人は、頭の回転が早い人が多いです。「一を聞いて十を知る」という言葉がありますが、日本語の理解力と処理能力が高いので、問題文をすぐに理解して回答することができます。頭の回転が早い人は、同じことを学ぶのでもスピーディーに自分のものにすることができるでしょう。同じ勉強時間を使ったとしても、効率良く勉強ができればどんどん先に進められます。

また、医学部の受験はオールマイティな実力と少しの抜け漏れも許されない周到な準備が必要です。難関な医学部受験を現役で乗り切った人は、頭の回転が早いほか、優れた記憶力の持ち主である場合も少なくありません。

素直で柔軟な人

自分の勉強スタイルに固執しすぎず、他の人からのアドバイスを導入したり、間違った問題の解法を素直に直すことができたりする人は、医学部に現役合格できる資質があるといえます。

確かに、他人からのアドバイスは必ずしも自分にマッチしているとは限りません。しかし単に聞き流すのではなく、一旦はそうした考えもあるのかと受け入れたうえで自分の勉強スタイルに合うかどうかを考えることは、今後の自分の学習スタイル確立にあたって良いきっかけになるでしょう。

また、高校の定期テストは満点を目指すものですが、入試は必ずしも満点を目指す必要はなく、合格点が取れれば問題ありません。そして、その合格点は、大学によっては全体の半分程度だったりすることもあり得ます。こうした難易度の高い試験で満点を取ろうと勉強していたら、無駄な勉強が多くなってしまうでしょう。このように、普段の定期テストから受験モードに柔軟に移行できる対応力があることも大切なポイントです。

自分を客観視しながら自分の頭で考えられる人

受験勉強を始めるにあたって、まずは今の自分に足りないものは何なのかを客観視できなければなりません。そのうえで、それを補填するためには何をすれば良いのか、どう対処すれば良いのかを自分自身で考えられることが必要です。自分の能力を伸ばせる勉強法は人それぞれ異なります。自分の課題を見極め、自分に合った勉強法を見つけだすことが、成績の向上、そして医学部合格につながります。

自分で考えることは問題解決力を高めることにもつながりますし、自律性や自主性を身につけることにもなるでしょう。自分で考える力を身につけることは、医学部受験を制するためにとても大切です。

医学部に現役合格するために。過ごし方のポイント

医学部に現役合格するためには、どのように過ごしていけば良いのでしょうか。押さえておきたいポイントを紹介します。

受験は情報戦。でも情報に振り回されないで

し烈な受験戦争でうまく立ち回るためには、受験に関する情報を得ることはとても大切です。とはいえ、現代はさまざまな情報であふれているため、すべてを取り入れようとするのは得策ではありません。中には、真偽が怪しい情報や、鵜呑みにすると間違った勉強法につながるものなどもあります。その情報は正しいのか、自分にとって有益なのかを見極める目を持ち合わせていなければなりません。

例えば、他人の合格体験記で使用した問題集が挙げられている場合、その問題集に取り組むことが果たして自分に合っているのか、自分の志望校合格につながるのかまでを考える必要があります。

また、受験情報をかき集めることに必死になってしまい、肝心な勉強時間が圧迫されては元も子もありません。

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より効率的な学習方法を考えよう

医学部受験においては、同じ勉強時間を割くならば、より効率的に学習できる方法を考えることが大切です。勉強の集中力が続くように、机の上は整理整頓して無駄なものがない状態にしましょう。より集中できるように勉強部屋のレイアウトを変えることも効果的です。

夜型と朝型では、朝型のほうが集中力が高まりやすいといわれています。朝のほうが誘惑も少なく、勉強に集中しやすいということもあるのかもしれません。入試本番や模試は朝にあるので、朝型の人のほうが本番でも高いパフォーマンスを発揮しやすいでしょう。

暗記物の勉強法を単語帳に書く方法から赤いクリア下敷きを利用する方法に変えるなど、より自分が覚えやすい方法を見つけていくと良いです。ただし、工夫することばかりに熱中して肝心の学習がおろそかにならないようにしましょう。

受験勉強の休憩時間にこうした工夫を考えると、気分転換になるほかモチベーションもキープできます。

常にモチベーションを持ち続けよう

受験勉強は長い戦いです。思うように勉強が進まないなどスランプもあるでしょう。そんなときもいかにモチベーションを保ちつつ、勉強を続けていけるかがカギになります。医学部受験を志す仲間が身近にいると、辛いときは互いに励まし合い、ライバルとして切磋琢磨しながら勉強を進めていきやすいです。仲間は学校、SNS、医学部予備校などで見つけることができます。

自宅にはスマートフォンやパソコン、ゲームなど誘惑が多く、勉強がなかなかはかどらないかもしれません。そのような場合は、学校や予備校の自習室や図書館など、勉強に集中できる場所を利用するのがおすすめです。

医学部合格に予備校は必要?

医学部を目指す人の中には、予備校を利用することを検討している人もいるのではないでしょうか。予備校はマストではありませんが、効率的に必要なことを学べます。勉強の負担を減らすことにつながるほか、予備校の受験ノウハウを使って合格の可能性を上げられます。

効率よく必要なことを学習できる

独学では志望校の傾向分析から、参考書や問題集選びまで自分でやらなければなりません。各科目の勉強の進め方や苦手分野をどう克服すればいいのかも、自分で考える必要があります。受験で課される全科目をすべての勉強を自分でコントロールするのは簡単ではないでしょう。

一方で予備校の講師は受験のプロです。国公立・私立を合わせて、全国には多くの医学部がありますが、それぞれの医学部の入試の傾向や情報を独自に持っています。プロの講師に教えてもらえる予備校では、医学部合格に向け、効率よく必要なことに的を絞った学習が可能です。

受験方法にもテクニックあり

医学部を受験する際は、受験方法にもテクニックが必要です。多くの大学の入試試験は、主に1月から3月までの間に集中しています。そのため日程がかぶらないように受験大学を決めるのも大変です。

たとえば各大学の受験日程を把握していれば、A大学の一次試験のあとにB大学の二次試験を受けるなど、一見不可能に見える受験スケジュールが可能になることもあります。少しでも多くの大学を受験することで、医学部合格の可能性を上げることができるでしょう。

講師や仲間の存在は大きい

予備校の講師や勉強のサポートをしてくれるスタッフは、受験生のモチベーションを高める達人です。受験生は得意科目・不得意科目、勉強の進み方も異なりますが、講師やスタッフは各受験生の状況を踏まえた上で、的確にサポートしてくれます。その安心感があるのは予備校を利用するメリットです。

そして予備校には同じ目標を持ち、一緒に勉強する仲間がいます。いい刺激を受けて頑張るエネルギーになることもあれば、同じ悩みを抱え互いに励まし合うこともあるでしょう。予備校では講師やスタッフ、共に学ぶ仲間などが独学とは違う大きな存在になります。

どうしても医学部に行きたい!その情熱を勉強に活かそう

医学部を目指す理由は理系最難関の学部に挑戦したい、医師として社会に貢献したいなど、人によってさまざまです。医学部に合格するためには独学以外に、予備校で集中的に勉強する方法もあります。

医学部進学予備校メビオでは説明会や無料の体験授業、数々のガイダンスやイベントを随時行っています。どうしても医学部に行きたいという強い思いを、ぜひ受験勉強に活かしましょう。医学部進学予備校メビオの利用も、ぜひ検討してみてください。

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医学部受験を検討しているなら、入試科目の出題傾向を押さえた上で周到な準備をして本番の試験に臨みたいものです。メビオでは現在の学習の習熟度や理解度を測り、医学部合格をめざす道しるべになる大学別模試を行っています。ぜひ活用してみてください。

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