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医学部のオープンキャンパスに行くべき理由とは?見るべきポイントなども解説!

基本情報

2024/06/27(木)

(最終更新日2024/06/27)

自分が受験を考えている医学部がどのようなところなのか、あらかじめ知っておくと入学後に後悔せずに済みます。多くの大学では、医学部も含めてオープンキャンパスを開催しています。

この記事では、医学部のオープンキャンパスについてメリットおよびデメリット、見るべきポイントなども解説しますので、ぜひ参考にしてください。

医学部のオープンキャンパスとは?

オープンキャンパスは大学や専門学校などが受験生らに向けてキャンパスを開放し、その学校がどのようなところなのかを知ってもらうイベントです。大学や専門学校にとっては学校の魅力をアピールできるチャンスであり、受験生にとっては自分の目でキャンパスの内部を見られる絶好の機会になります。

入試説明会なども同時に実施されていますが、何よりも文字や数字だけでは分からない学校の魅力を肌で感じ取れるのがオープンキャンパスの良いところです。

オープンキャンパスに参加することで、自分に合う大学かどうかを見極める手助けになるでしょう。

医学部のオープンキャンパスに行くメリット

結論からいうと、オープンキャンパスには行くべきです。まだ志望校を絞り切れていない場合はなおさら、大学の様子を見てみたいと思う人もいるでしょう。受験生にとって、大学のキャンパス内部を見られる機会はそう多くありません。

貴重な機会であるオープンキャンパスには、実際に多くの受験生が参加しています。ここからは、医学部のオープンキャンパスに行くべき理由として、4つのメリットを解説します。

大学の様子を実際に見ることができる

オープンキャンパスに行くことをおすすめする大きな理由は、何といっても大学の様子を実際に見られることです。確かに最近では大学の公式サイトでも大学内の様子が分かる写真や動画が掲載されていることも多く、ある程度は情報を集められるでしょう。

それでもその場に足を運んでみれば、キャンパス内の雰囲気を実感として感じられます。例えば「広々したキャンパス」とだけ情報があっても、実際にどのくらい広いのかはイメージできないかもしれません。広すぎて移動に手間がかかってしまわないのかなど、リアルな状況も行ってみれば分かるでしょう。

実際にキャンパスを見ることで、入学後に「思っていたのと違った」というミスマッチを防ぐのにも役立ちます。立地や周辺環境、入学後に学ぶ校舎や校内の設備も含めて、自分の目で見て確認できるのはオープンキャンパスのメリットです。

入学後の自分をイメージしやすく勉強のモチベーションもアップする

実際のキャンパスを見ることで、入学後の自分をイメージできるのもメリットの一つです。医学部のオープンキャンパスでは、さまざまなイベントも開催されています。

例えば模擬講義を受けられたり、簡単な医学研究の実習体験ができたりなど、医学に触れられる場を用意しているところも珍しくありません。研究設備や医療器具、実験器具などを目にできることもあります。そのような体験をすることで「必ずこの医学部に入りたい」という気持ちが高まることもあるでしょう。

オープンキャンパスでは学業に関連するイベントに限らず、学食やサークルの体験ができる機会を設けているところもあります。キャンパスという場所で入学後をイメージできるような体験ができれば、その後の受験勉強のモチベーションアップにつながります。

実際に医学部生に話を聞くことができる

オープンキャンパスで大学を訪れ、そこに通っている現役の医学生を目にすることで刺激を受けることもあります。先輩たちが実際どのようにキャンパスで過ごしているのか、リアルな様子を目にできるのも貴重な機会です。

大学によっては、現役の医学生に話を聞ける場をセッティングしているところもあります。大学公式のサイトやパンフレットなどでも、医学部の紹介はされていますが、医学生からはよりリアルな実情を聞ける可能性があるのもメリットです。

実際に医学部合格を勝ち取った医学生から、出題傾向や勉強方法はもちろん、どのような学生生活を送っているのかなど、他では聞けない質問ができる貴重なチャンスです。

面接対策にもなる

医学部の入試では、多くの大学が面接試験も課しています。そのため、医学部を目指すのならば、面接対策にもある程度の力を入れなければなりません。面接の試験でよく聞かれる質問に、「なぜ本校を志望したのか」という問いかけがあります。

受験する医学部を目指す理由として、公式サイトやパンフレットから拾った差し障りのない情報をもとに話しても、それほどインパクトはないでしょう。実際に訪れたオープンキャンパスでの印象を交えて話した方が、説得力があります。

オープンキャンパスで体験したこと自体を志望動機として挙げられるのはもちろん、大学や医学部に具体的なイメージを持っておけば面接で答えやすくなるでしょう。

医学部のオープンキャンパスに行くデメリット

医学部のオープンキャンパスにはさまざまなメリットがあるものの、必ずしも良いことばかりとは限りません。医学部を目指す上で、オープンキャンパスに行く必要はあるのでしょうか。

ここからは医学部のオープンキャンパスに行くデメリットを解説するので、参加を決める前にデメリットについても把握しておいてください。

受験勉強の時間が短くなってしまう

受験生として大きなデメリットになるのは、オープンキャンパスに参加する分、勉強時間がなくなることです。1日勉強ができなくなる可能性もあり、貴重な時間を割いてまで行くのが、正解かどうか分からないと考える人もいるのではないでしょうか。

とはいえこれまで解説してきたように、オープンキャンパスに行くと大学や医学部の雰囲気を感じられたり、直接医学生から話を聞けたりなど貴重な経験ができるのも事実です。時間が許すのならば、参加した方が良いでしょう。

まだ受験勉強が忙しくない、高校1~2年生のうちに行っておくのも選択肢の一つです。もし参加しないと決めたなら、その大学についてよく調べ、志望理由などをしっかり答えられるようにしておいてください。

遠方の場合は移動費・ホテル代がかかることも

医学部は全国各地にあるため、受験したい医学部が自宅に近い場所にあるとは限りません。遠方の大学まで出かけていけば移動費が高くなるのは避けられず、日帰りで行けない場所ならば移動費やホテル代もかかってしまいます。

実際に見てみたいと思う医学部がたくさんあっても、全て行くのは難しいかもしれません。地方在住の人にとっては、なおさらでしょう。それほど多くのオープンキャンパスに行けない場合は、第一志望から順に、優先順位の高い大学だけに絞り込んで参加してみてください。

わざわざ時間やお金をかけてオープンキャンパスに出かけていくのは負担になる部分もありますが、良いリフレッシュになることもあります。費用面も考え、無理のない範囲でオープンキャンパスへの参加を検討すると良いでしょう。

医学部のオープンキャンパスでチェックしたいポイント

せっかくオープンキャンパスに行くのなら、プラスになる情報を得て帰ってきたいものです。あらかじめ知りたいことや、見ておきたいことを整理してから、参加すると良いでしょう。

ここからは医学部のオープンキャンパスでチェックしたいポイントを解説します。

立地や設備などを実際に確認する

オープンキャンパスに行くのなら、キャンパスの立地はチェックしておきたいポイントです。合格後に毎日通うことをイメージしつつ、交通アクセスや周辺環境を見ておくようにしてください。

電車やバスなどの公共交通機関は利用しやすいのか、周辺にコンビニや飲食店などがあるのかなど、その場に行ってみないと分からないこともあります。自宅から通うにしても、近くで一人暮らしをするにしても、周辺環境を知っておくと入学後に役立つでしょう。

模擬講義で入学後の自分をイメージする

先述したように、多くの医学部のオープンキャンパスでは、模擬講義や実技の体験なども実施されています。短時間ではありますが、高校の授業とは違う大学の講義を実感できるチャンスです。

オープンキャンパスの模擬講義では、医学部に在籍している教授や講師などが模擬講義を担当してくれるため、普段はなかなか聞けない最先端の医学分野に触れられる機会になるでしょう。

実際の講義を受けるのに近い経験ができることで、医学部入学後の自分の姿をイメージしやすくなるのもオープンキャンパスに参加するメリットです。将来の自分の姿を具体的にイメージできると、それが日々の受験勉強へのモチベーションアップにもなります。

確実な最新情報をゲットする

オープンキャンパスで公開されている情報は、全て大学側が公式に発表している正確なもので、かつ最新の情報です。医学部に関する情報収集をインターネットで仕入れている人もいると思いますが、その中には正確ではない情報も混じっている可能性があります。

もちろん医学部公式のホームページでも情報は発信されていますが、説明会ではより充実した情報が得られることも少なくありません。

また、オープンキャンパスでは、過去問が配布されることもあります。オープンキャンパスに参加できる余裕があるのなら、参加して確実な情報を手に入れましょう。

卒業後の進路をチェックする

各大学には他の大学にはない強みがあったり、得意とする領域も違ったりします。将来的に自分の目指す姿がある程度見えているのなら、自分の進路に合った医学部かどうかをオープンキャンパスでチェックしておきたいところです。

例えば研究医を目指すのなら、私立医学部よりも医学研究が盛んな国公立の医学部の方が教育体制や設備環境が充実しています。また、大学のある地域によって、卒業後の進路に特徴があることも珍しくありません。

医師国家試験の合格率は、その医学部での学習の効果を示す指標の一つです。卒業後の進路に関連する内容とともに、医師国家試験の合格率も聞いておきましょう。

学食やサークルなどをチェックする

オープンキャンパスでは、医学に直接関係ない部分がチェックできるのもメリットです。例えば学食を有料、または無料で体験できるプログラムを設けているところもあります。

学食は実際その医学部に通うことになれば、頻繁に利用することもあるでしょう。学生が毎日食べている学食を味わい、メニューの種類や味、価格などをチェックしてみてください。

オープンキャンパスではサークルの紹介をしていたり、実際の活動を見学できたりする機会もあります。気になるサークルがある人は、見学してみると良いでしょう。学食やサークル活動など、現地に行かないと分からないことも多くあります。このように勉強以外のポイントもチェックし、大学の雰囲気を感じてみてください。

医学部のオープンキャンパスに関する疑問点

医学部のオープンキャンパス参加に当たって、受験生からよく寄せられる質問をまとめました。オープンキャンパスへの参加を検討する際は参考にしてください。

全ての志望校のオープンキャンパスに行くべき?

受験生のほとんどは、複数の医学部を受験するでしょう。できれば志望校全てのオープンキャンパスに行ってみたいところですが、そうはいかない状況もあるはずです。特に遠方の大学を受験する場合、オープンキャンパスに参加するだけでもコストと時間がかかります。

受験に向けて勉強する時間を確保する必要もあるため、優先順位の高い大学だけに絞って見に行くのも選択肢の一つです。勉強をがんばる合間にオープンキャンパスへ出かけることは、リフレッシュにもなります。時間やコストをかけてオープンキャンパスに行くことがプラスになるかマイナスになるか、各自の状況に合わせて検討してみてください。

オープンキャンパスは親と行くべき?

オープンキャンパスは親と一緒に行くことも、一人で参加することもできます。一概にどちらが良いとはいえません。

ただ親と一緒に行けば、学費をはじめとした経済面で問題がないかどうか、判断してもらえます。卒業時の就職サポートや就職実績なども、人生経験豊富な大人の目から見た客観的な意見を聞けるのがメリットです。

一人で参加すれば、自分のペースで行動できる自由さがあります。親の都合を聞く必要がなく、スケジュールを調整しやすいのもメリットです。また一人でいることで、同じように一人で来ている受験生と仲良くなれることもあります。

医学部のオープンキャンパスに参加してみよう

大学では毎年受験生に向けてオープンキャンパスが開催されています。オープンキャンパスは実際にキャンパスを訪れ、自分の目で志望する医学部の様子を見られるのがメリットです。参加するには時間やコストもかかりますが、受験に役立つ情報が得られ、モチベーションアップにつながることもあります。

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