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医学部模試の選び方 試験結果を最大限に生かす方法まで徹底解説!

受験計画

2024/12/23(月)

(最終更新日2024/12/24)

医学部入試に受かるには、本番の試験を受けるまでに周到な準備を行うことが欠かせません。日々の学習を着実に行うことはいうまでもありませんが、模試を受けることも入試に向けた大切な準備の一つです。まずは、模試を受ける目的やメリットをしっかり押さえておきましょう。この記事では、医学部模試の選び方や活用法も含めて徹底解説します。

医学部模試を受ける目的やメリット

医学部入試を目指すに当たっては、医学部模試を受けることが大切だといわれています。それは、医学部模試を受けることにより、さまざまなメリットが得られるからです。それでは、実際にどのような目的やメリットがあり、医学部模試を受けることが推奨されるのでしょうか。ここからは、医学部模試を受ける目的やメリットを詳しく解説します。

受験生の中で自分の到達位置が分かる

志望校別に順位が表示される模試の場合、自分が受験生の中でどれくらいの立ち位置にいるのかを把握することができます。医学部入試は、募集定員に対して志願者の人数が圧倒的に多い傾向にあります。合格者の数は限られているため、合格するには一定の枠の中に入らなければなりません。そのため、自分がライバルたちの間でどれくらいの位置にいるのかを知っておくことが非常に重要です。

ただし、模試はその大学を受験する全ての人が受けるわけではありません。あくまで参考の数値にはなりますが、大体の目安が分かっているか、分かっていないかで対策の立て方は変わってきます。

自分の学習の到達度合いが分かる

医学部模試を受けることで、志望校に対して「A判定」「C判定」など、客観的な合格の可能性が提示されます。それは、すなわち志望校に対して現段階の実力で合格できる可能性がどれくらいあるかを示す指標です。志望校の合格ラインに到達するためには偏差値がどれくらい足りていないのか、あとどれくらい偏差値を向上させる必要があるのかが明確になります。

医学部模試では、出題分野別の得点や偏差値が分かるため、自分の弱点はどこなのか、どの単元を強化しなければならないのかが明確になり、学習の対策が立てやすくなることもメリットです。

また、医学部模試では複数の医学部を志望校として書くことができるため、合格可能性を見ながら志望校を絞り込むこともできます。

医学部入試の傾向を知ることができる

私立大学医学部は、それぞれの学校ごとに出題傾向が異なります。例えば、毎年出題される分野がある、記述式での回答が多い、などが挙げられるでしょう。そのため、いかに志望校の出題傾向に合わせた受験対策をしていくかが、合格するためのポイントになります。

医学部入試の中でも志望校別の模試は、それぞれの大学の出題傾向に沿った出題がなされており、本番の試験さながらの試験を受けられることがメリットです。志望校別の模試を継続的に受ければ、出題傾向に慣れることができるでしょう。大学ごとの受験対策本やテキストなどを使用した学習も効果的ですが、志望校別の模試を受けることにより、受験時の時間配分の把握にも役立ちます。

学習計画を立てるのに役立つ

医学部模試を受けると、問題ごとに得点できたか・できなかったかがはっきりと分かります。そのため、今後どの分野の学習に力を注ぐ必要があるのかが明確になるでしょう。模試の結果には、具体的な学習のアドバイスが記載されています。客観的なアドバイスを受けることで、今後の学習の方向性を定めることが可能になるでしょう。医学部合格を勝ち取るためには、適宜学習計画を見直し、足りないところや弱いところを補っていくことが大切です。

試験の雰囲気に慣れることができる

医学部模試は、本番の試験と同じ形式で行われます。そのため、本番の試験の雰囲気を体験することが可能です。本番の試験ともなると、緊張やプレッシャーなどに襲われることがあるかもしれません。しかし、模試を受けて雰囲気を体験しておくことで、本番の試験に対する不安は軽減されて、落ち着いて臨めるでしょう。医学部受験では時間配分も合格を勝ち取るための大切なポイントです。模試は時間配分を考える良い練習になります。

また、模試で良い成績が取れれば、自信にもつながるでしょう。志望校がA判定だったり、偏差値が十分に到達していることが結果として表れていたりすれば、合格に対する自信が付き、学習へのモチベーションにもつながりそうです。

医学部模試の選び方

医学部模試を受けることが、医学部合格に向けてとても大切なことであると前段で述べました。それでは、医学部模試をどのように選べば良いのでしょうか。さまざまなメリットがある医学部模試を受けるに当たっては、模試の選び方もポイントを押さえておく必要があります。そこでここからは、医学部模試の選び方を詳しく解説します。

解答解説が充実したものを選ぶ

医学部模試を受けることの目的は、現段階の実力を知り、今後の学習計画を見直していくことです。そのため、模試を受けること自体も大切ですが、受けた後にどう生かしていくかがポイントとなります。

模試を受けた後に、問題の解答解説が充実していれば、自分の弱点の補強にも役立つでしょう。模試を受けていて分からなかった問題や解答に迷った問題があれば、必ず解答解説を読んで、苦手や弱点を作らないようにしましょう。

大学別の模試を選ぶ

先述したように、私立医学部は大学ごとに出題傾向が異なります。そのため、その大学の出題傾向を丁寧に分析し、出題傾向にのっとった問題が出題される模試を受けることは、非常に有益です。大学別模試は医学部専門の予備校でよく実施されています。

出題傾向の癖や難易度はその時々で変わるため、その大学の出題傾向を熟知した予備校が作成している模試を受けることが大切です。特に、志望校が明確に決まっている人は、本番の試験の形式や時間配分に慣れるためにも、大学別の模試を受けましょう。大学別の模試では実際にその大学を受験しようと考えているライバルも一緒に受けるため、程よい緊張感の中で模試を受けられます。

信頼のおける予備校の開催しているものを選ぶ

医学部模試を選ぶ際には、模試の問題が誰によって作られているのかもチェックしましょう。医学部専門の予備校では、長年にわたって医学部受験指導に携わり、普段は授業を行っている講師が模試の問題を作成していることが多々あります。医学部受験指導の経験が豊かであることから、大学ごとの出題傾向がどのように変化しているのか、難易度の変化も含めて熟知しており、それを模試の出題にも反映させています。

また、信頼のおける予備校が開催している模試であれば、作問した講師自身による解説授業が受講できるなど、アフターフォローが充実している点も魅力です。

医学部模試の効果的な活用方法やポイント

医学部受験を目指している人は模試を受けることがとても大切ですが、模試の結果が返却された後にどのように活用するのかがさらに重要です。本番の試験で合格を勝ち取るためには、模試の結果を含めて有効活用していきましょう。

ここからは、模試を受けた後にどのようなことに気を付けるべきなのか、模試の活用方法やポイントを紹介します。

受けっぱなしにせず、必ず復習を!

模試を受けたことで安心して、そのままにしている人もいるのではないでしょうか。医学部模試に限ることではありませんが、模試を受けたら受けっぱなしにしないよう心掛けることがとても大切です。

模試を受ける目的は、先にも述べたように現段階での自分の実力を知り、日々の学習計画に役立てることです。そして、志望校に合格することが最終的な目標になります。模試を受けることで、自分の弱点や抜け漏れが客観的に示されるため、いかにして弱点を強化して抜け漏れがないように学習していくかがポイントとなります。

模試の結果をもとに、これまでの学習計画を見直していきましょう。また、模試で出題された問題は必ず復習することも大切です。

「どんな問題」を間違ったのか分析

模試を受けることで大切なのは、自分がどのような問題を間違ったのかを分析することです。間違えてしまった問題は、自分にとって苦手分野だったり苦手単元だったりします。苦手な箇所がどこかを絞り込むことができれば、あとはその部分をしっかりと対策するだけです。

また、苦手な分野や単元を絞り込むだけでなく、問題の形式もどのようなものが苦手なのかを把握することも大切になってきます。例えば、記述式が苦手なのであれば、記述式問題に対する対策を強化すれば良いわけです。苦手分野はできるだけ早く対策して克服することが、受験を勝ち抜くためには必要になってきます。日々の学習計画を見直しつつ、しっかりと弱点を克服していきましょう。

「なぜ」間違ってしまったのか分析

間違えてしまった問題は、なぜ間違えてしまったのかを分析することも大切です。例えば、単にケアレスミスだったのか、資料の読み間違えだったのか、そもそも正しい解答を知らなかったのか、などです。問題をなぜ間違えてしまったのかによっても、取るべき対処法は違ってきます。

ケアレスミスや資料の読み間違いの場合は、問題を注意深く読み、書き間違いや写し間違いをしないよう、丁寧な解答づくりをすることが大切です。正しい回答を知らなかった場合は、知識が不足していると考えられるため、もう一度基礎を見直していくことが必要です。

また、一度間違えた問題は次に似たような問題が出題されたときに間違えないよう、しっかりと解き直して自分のものにしていきましょう。

模試の判定に振り回されすぎない

模試を受けると順位や偏差値、合格判定が明確になります。志望校で「E判定」や「D判定」が付くと、落ち込んでしまいがちです。しかし、模試の結果はあくまでその時点での自分の実力を示しているものなので、あまり気にしすぎないようにしましょう。模試の目的は、その時点での現状把握と分析、アウトプット力の向上を目指すことです。模試の結果だけに一喜一憂せず、合格ラインまで実力を引き上げるにはどうしたら良いかを考えることが大切になります。

模試は、あくまで本番を想定した練習なので、志望校への合格が決まるわけではありません。そのため判定が良かったとしても油断しすぎないようにしましょう。模試の判定がどうであれ、日々の学習を着実に積み重ねていくことが重要です。

1カ月に一度受けて学習の指標に

医学部模試は、現段階での自分の実力が分かるだけでなく、普段学習してきたことがどれだけアウトプットできるかを試す機会です。スポーツに例えていうなら、模試は練習試合のようなものだといえるでしょう。自分一人で勉強していると甘えが出たり、きちんと理解ができないまま見過ごしてしまったりするかもしれません。

模試を受けることで客観的に自分の理解度を測ることができます。入試本番までに何度か模試で練習を積んでおくことは、本番の入試を落ち着いて受けるためにも大切です。また、定期的に模試を受けることで前回と比べてどれくらい自分が成長したのか、学習が進められたのかを測ることもできます。1カ月に一度は模試を受けて、本番の入試に向けた学習の指標としましょう。

予備校選びの参考にも

医学部を目指す受験生の中には、予備校を利用することを検討している人もいるかもしれません。模試を受けることは、予備校選びの参考にもなります。

一般的に、医学部模試のクオリティが高い予備校は、普段も質の高い授業を実施しており、信頼できる傾向にあります。医学部模試を行う予備校の中には、医学部受験の経験が豊富な講師が問題を作成し、採点、解説に至るまで一貫して行っているところがあります。

受験に向けて普段の学習を進める上で悩みを抱えている人や、模試で思うような点数が取れず今後の学習体制に悩んでいる人などは、模試を実施した予備校の講師に相談してみるのも一つの手です。

医学部模試を受けてみよう

医学部受験を目指しているなら、現段階の自分の実力を測り、今後の学習の指針とするために医学部模試を受けてみると良いでしょう。模試を受けることにより、普段学習したことがどのくらいアウトプットできるのか、自分の苦手分野はどこなのかを知ることができます。

また、入試の出題傾向は学校ごとに異なるため、模試は出題傾向を知ったり時間配分を考えたりできるチャンスです。

医学部進学予備校メビオでは私立医学部の大学別模試を実施しています。学校ごとの入試の出題傾向に沿った模試が受けられるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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