医学部受験一筋医学部進学予備校メビオ

医学部コラム

  1. 医学部進学予備校メビオ
  2. 医学部コラム
  3. 基礎知識
  4. 基本情報
  5. 【講師監修】医学部受験は独学で目指せる?合格に最も近い勉強法を解説|医学部予備校メビオ

【講師監修】医学部受験は独学で目指せる?合格に最も近い勉強法を解説|医学部予備校メビオ

基本情報

2025/02/28(金)

(最終更新日2025/02/28)

医学部は独学でも目指せるのかどうかについて、今まさに医学部受験を考えている受験生や浪人生、その保護者の方は気になるのではないでしょうか。

医学部は国公立・私立問わず狭き門で、かなりの学力が求められます。今回はそんな高い壁である医学部受験は独学で目指せるのか、合格に最も近い勉強法などを詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

医学部を独学で目指せる?

独学での医学部合格は、結論からいうとかなり難しいでしょう。医学部以外の学部であれば、独学であっても大学を選べば合格することは可能ですが、医学部は最難関の学部のひとつであり、予備校や家庭教師からの指導を受けずに目指すのは困難です。

費用の関係でどうしても独学でなければいけないケースを除いて、最短で合格するためにも予備校や家庭教師の助けを借りることをおすすめします。

独学で医学部を目指す受験生は何が大変?

独学で医学部を目指す受験生は、成績だけ気にしていればいいということはなく、受験に関する情報収集や出願戦略についても考えながら受験に臨まなければなりません。ここからは、独学で医学部を目指す受験生は何が大変なのか、3つのポイントを解説していきます。

受験に関する情報収集

医学部では大学によって入試日程や募集枠、推薦書や面接の有無などが全く異なります。また、毎年同じスケジュールや受験科目であることは稀で、なにかしらの変更が行われていることが常です。

塾や予備校に通っていれば、それらの受験情報は随時確認できるので、情報をとりこぼす心配はないでしょう。しかし、独学で勉強する場合は常にアンテナを張って確認しておかなければなりません。

また、大学別の出題傾向や小論文対策、模試のフィードバックを反映した勉強計画などは医学部合格には最低限必須ですが、全て一人でやりきることはほぼ不可能です。ただでさえ勉強に時間が取られるのに、勉強以外のことまで管理して進めていくことは至難の業でしょう。

勉強方法の確立

誰しも得意不得意科目があるとは思いますが、たとえ苦手な分野であっても医学部合格を目指すのであればある程度のレベルには引き上げないといけません。

同じ勉強法を続けていては、苦手科目は苦手なままです。独学であれば自分で違う勉強方法を模索する必要があります。得意科目であっても成績を落とすわけにはいかないので一定の勉強時間を確保しなければならず、同時並行で新しい勉強方法を見つけていかなければなりません。

予備校や塾に通っていれば、プロの講師による指導やアドバイスを受けられるので、自分に合う勉強方法や確実に成績が伸びるコツを指導してもらえるでしょう。

受験校選びや出願戦略

医学部受験はただやみくもに受けるだけではうまくいきません。自分の得意科目や受験日程の組み方などさまざまなことを考慮して、戦略的に受験校を選んだり、出願したりする必要があります。

特に受験校は、行きたい大学という観点だけで選ぶのではなく、現時点での自分の成績から予測できる合格率や今後の伸び率、昨年の傾向、家庭の経済状況などを加味して選ばなければなりません。

受験日程に関しても、できるだけ多くの受験をするのか、それとも狙い撃ちで受けるのかによって組み方が異なります。独学で医学部受験をするのであれば、このようなことを相談する相手がいないことも考えられ、自分で決めていくことになるでしょう。

独学で医学部を目指すメリット

ここまでは独学で医学部を目指す難しさを解説しましたが、ここからはメリットを3つ紹介します。このポイントに多くの魅力を感じた場合は、独学での医学部受験を視野に入れてもいいかもしれません。

費用が安く済む

独学で勉強する場合は、予備校や塾にかかる費用がかからず、参考書などの書籍費のみで済みます。医学部は他の学部と異なり高額の授業料が必要で、かつ6年間通うことになるため、トータルでかかる学費はかなりのものになるでしょう。

国立大学であっても6年間通うとなると、4年間の学費と比べると100万円以上の差が出てきます。私立になるとその差はさらに広がり、6年間で1,000万円以上の学費がかかる大学もあり、とてつもない出費となるでしょう。

将来的に医学部に通学するときの費用を考えて、医学部受験にかかるお金はできるだけ抑えたい方は独学での医学部受験がおすすめです。

自由にスケジューリングできる

自分で勉強計画を立てるということは、自由にスケジュールが組めるということになります。毎日同じ場所で勉強する必要もなく、気分に合わせて学校・図書館・カフェ・自宅など変えることも可能です。

勉強する時間帯も自由に決められるので、朝型であれば早朝から始めて早めに切り上げる、夜型であれば午前中はゆっくりして夜遅くに集中して勉強するなど、自分の性格に合わせられます。

健康管理は気を付けなければなりませんが、自由なタイムスケジュール・場所にとらわれない勉強がしたい方は独学で目指すのがよいでしょう。

苦手科目にしっかり向き合える

独学であれば、学習計画を立てていく中で発見した苦手科目に、しっかりと向き合って克服できるでしょう。自分で模索しながら問題に取り組む必要があるので、表面的な解決方法ではなくきちんと自分の頭で考えられます。

そうすることで、基礎問題が応用されて出てきたとしても、自分で解答を導き出すことができ、結果として成績アップにつながるでしょう。自由にスケジューリングできるメリットを活かして、苦手科目や苦手分野にとことん時間を割くこともできます。

自分が納得するまで問題に向き合いたい方は、独学での勉強がよいでしょう。

独学で医学部を目指す受験生の過ごし方のポイント

に独学で医学部を目指す受験生に教えたい、過ごし方のポイントを3つ紹介します。このポイントを押さえて過ごすことで、独学でも医学部合格を狙えるかもしれません。

情報を見極める

医学部受験では成績を上げることはもちろん、情報収集も欠かせないことのひとつです。しかし、あらゆる情報を集めようとして信頼性の低いものや自分にとって不必要なものまで集めてしまっては意味がありません。

インターネット上にはさまざまな情報が溢れかえっており、本当に正しいのか見極めが必要です。また、情報収集に夢中になってしまい、肝心の勉強がおろそかになってしまうことも考えられます。

そうなってしまっては本末転倒なので、信頼性の高い情報をピンポイントで集めるように意識して過ごしましょう。

学習環境に変化をつける

受験勉強は年単位で行うため、同じ環境だとどうしても飽きてしまうこともあります。そんなときは勉強机の向きを変えたり、文房具を変えたりして学習環境に変化をつけるのがおすすめです。

少し勉強机の配置を変えるだけでも見え方が異なるので、気分転換になるでしょう。お気に入りのペンやかわいい暗記カード、好きなキャラクターが描かれたノートなど、使うのが楽しくなるようなアイテムを集めるのも手です。

ただし、環境を整えることに多くの時間を使ってしまい、勉強がおろそかにならないように注意しましょう。半日~一日程度で終えて、次の日からは気持ちを切り替えてしっかり勉強に励むようにするなど、事前に環境を整える期間を決めておくのもおすすめです。

モチベーションを保つ工夫をする

長い受験を乗り越えるためには、モチベーションを保つことがとても大切です。気持ちを切らさずに、勉強を続けていけるかが医学部合格の鍵となります。

はじめは独学で医学部合格を目指すと意気込んでいても、成績が思うように上がらなかったり、一緒に頑張る友達がいなくて孤独感を覚えたりすると、どうしてもモチベーションは下がってしまうでしょう。

そんなときはどうして自分が医学部に入りたいのか、何のために頑張っているのか、初心を思い出してみてください。きっかけとなったドラマや映画があるのであれば、それを見返すのもおすすめです。

独学で医学部合格するための勉強方法

独学で医学部合格を勝ち取るための勉強方法について、3つ紹介します。予備校や塾に通わずにできる方法を集めたので、ぜひ参考にしてみてください。

人と比べない

受験勉強中は、つい周りの成績と比較してしまいがちです。受験勉強自体を人との競争であると思ってしまうと、受験校が被ってしまうだけでもピリピリとしてしまうかもしれません。

せっかく今まで友達として仲良く過ごしてきたのに、受験勉強でその友情が壊れてしまってはもったいないので、人と比べずに自分ができることを精一杯やることにフォーカスしましょう。

周りの人との勝ち負けにこだわるのではなく、現実的に達成できそうな目標を立てて、自分のメンタルや伸びしろなどを考えた受験戦略を作ってみてください。

進路指導室を使う

独学で医学部受験を目指す方は、学校の進路指導室をうまく活用しましょう。受験校選びや出願戦略など進路のプロが相談に乗ってくれるので一人で全て抱え込む必要が無くなります。

卒業生のデータが蓄積されているので、独学で医学部に合格した先輩の情報も入手できるでしょう。どんな出願をしていたのか、募集枠はどれを選んでいるのかなど詳しい情報も教えてもらえます。

情報入手だけでなく、モチベーションの維持方法や悩み相談などもできるので、ぜひ活用してみてください。

家庭教師を活用する

どうしてもこの単元は自分だけでは理解ができない、苦手科目だけ指導を受けたいという時には家庭教師を活用するのもおすすめです。家庭教師であればオンラインで利用することもできるので、いつでも好きなタイミングで利用できるでしょう。

パソコンとネット環境さえあれば、気軽に試してみることができます。無料トライアルを実施しているサービスもあるので、ぜひチェックしてみてください。

ピンポイントで科目や単元を選択して受けることもでき、できるだけ受験勉強にかける時間と費用を抑えたい場合にもおすすめです。

医学部の受験対策に予備校を利用するメリット

医学部受験において予備校を利用することは、マストな条件ではありませんが、効率的に必要なことを学べるのは事実です。予備校には豊富な実績や経験が蓄積されており、受験のプロ講師が揃っています。

各大学の傾向と対策もしっかり分析して、個人に合わせた勉強方法を提案してくれるので、1人で抱え込む必要がありません。予備校が持つ受験ノウハウを使えば、医学部合格の可能性を上げることができるでしょう。

予備校を利用することで得られるメリットについて解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

医学部の入試傾向や情報を教えてもらえる

医学部は入試傾向や募集枠など他の学部とは大きく異なるため、傾向と対策はしっかりと行う必要があります。予備校であれば、今まで行われてきた医学部受験の膨大な蓄積と経験があるため、傾向を知るだけでなく予測を立てておくことも可能です。

また、受験戦略をうまく反映した勉強の進め方も受験のプロである予備校講師が教えてくれます。情報収集から勉強方法の確立までを全て1人でする必要がないので、勉強だけに集中することが可能です。

受験勉強に行き詰った時にも話を聞いてくれたり、息抜きに雑談したりと勉強以外でも全力でサポートしてくれるでしょう。

受験日程のスケジュールが立てやすい

医学部受験はできるだけ多くの大学を受けることが、合格を勝ち取るコツでもあります。そのためにはスケジュール調整が肝心で、日程が被らないようにうまく組み合わせなければなりません。

予備校であれば、こういったややこしい受験日程のスケジュールも相談に乗ってくれるので安心です。常に最新の情報を入手しているので、万が一変更になった場合も迅速に対応できるでしょう。

少しでも多くの大学を受験するため、そして勉強に集中するためにも、受験日程のスケジュールは予備校に任せることをおすすめします。

講師や仲間と一緒に頑張れる

予備校の講師やスタッフは医学部受験がどれだけ大変か、どれだけつらいかをよく理解しています。心が折れそうになる時やあきらめたくなる瞬間など、自分だけではどうしても立ち直れない時でも、予備校講師やスタッフが声掛けをしてくれしっかりとサポートしてくれるでしょう。

予備校講師やスタッフはプロなので、受験生の悩みはきちんと理解してくれます。予備校に通っていれば勉強面だけでなく、メンタル面でのサポートも受けられる点がメリットでしょう。

また、同じ医学部を目指す仲間がいることもよい刺激となるはずです。息抜きで話すのもよし、切磋琢磨して高め合うのもよし、自分1人では辞めたくなる時も仲間がいるからこそ踏ん張れることもあります。

医学部合格を目指すならメビオがおすすめ

医学部受験は独学で行うよりも、予備校を利用することで多くのメリットを得られ、最短で合格を勝ち取ることができるでしょう。

メビオは医学部受験に特化した医学部進学予備校で、一流講師が専属で40名在籍し、いつでも質問ができます。また年間約1,800時間という圧倒的な授業時間を確保しているので、医学部合格に必要な学力を培うことが可能です。

1クラス平均7人の少人数クラス、個別指導併用可能、小論文・面接対策も行っているので、一人ひとりに合わせた受験対策が行えます。

メビオでは校舎内に自習室があったり、校舎からすぐの場所に専用寮や食堂があったりと、受験生をトータルでサポートする体制が整っているため、勉強だけに集中できる環境があります。真剣に医学部受験を考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

新中1中高一貫模試のお知らせはこちら

学力診断テストのお知らせはこちら