医学部コラム
受験勉強のモチベーションが高まる方法6選。実践して合格を勝ち取ろう
コラム
2022/02/28(月)
(最終更新日2022/06/30)
受験勉強をスタートさせたものの、いざ始めようとするとモチベーションが上がらないと悩む受験生もいるのではないでしょうか。ライバルが勉強を頑張っているかもしれない中、どうしてもやる気が起こらない状況が続けば焦りも出てくるはずです。
効率よく勉強を進めるためにも、モチベーションを保っておくことが大事です。この記事では、なぜ受験勉強に対するモチベーションが上がらないのかを解説するとともに、モチベーションを高める方法についても紹介します。
目次
1.受験勉強のモチベーションが上がらない原因とは?
1-1.頑張っても結果が出ないから
1-2.受験本番までまだ時間があるから
1-3.自分で決めた志望校ではないから
1-4.勉強以外のことが気になってしまうから
2.受験勉強のモチベーションを高める方法6選
2-1.勉強方法を見直す
2-2.受験本番までの残り時間を可視化する
2-3.合格した後のことを具体的にイメージする
2-4.自習室や図書館で勉強する
2-5.合格体験談を読む
2-6.予備校を活用
3.モチベーションを上げて合格を勝ち取ろう
受験勉強のモチベーションが上がらない原因とは?
受験生が「大学に行きたいし試験は迫っているのに、なぜか勉強する気にならない」と悩むことは少なくありません。受験生になったからといって自然にやる気が湧いてくるわけではなく、どこかにモチベーションが上がらない原因が潜んでいることもあります。
モチベーションが上がらない原因が分かれば、それを踏まえて対処することも可能です。ただし原因は一つとは限りません。なぜモチベーションが上がらないのか、4つの角度から解説していきます。
頑張っても結果が出ないから
受験勉強は、勉強時間と成績が単純に比例するものではありません。自分では頑張って勉強したつもりでも結果が悪いこともあります。出題範囲も広く、苦手科目や苦手分野では標準レベルの問題をこなせるようになるまである程度時間を必要とすることもあります。
すぐに目に見える結果が出なければ落ち込んでしまい、モチベーションが下がる原因にもなります。
受験本番までまだ時間があるから
受験勉強は長期戦です。実際に試験を受ける期間は限られていますが、本番の試験に向かって勉強しなければならない期間は1~2年か、それ以上になります。このように、ゴールまでの道のりが長く遠いこともモチベーションを保ちにくい原因です。
試験日までに余裕があるため、まだ頑張らなくても大丈夫だと楽観的に構えてしまう人もいるでしょう。「今日は勉強しなくてもいいだろう」、「また後で頑張ればいい」と思ってしまい、結果的に明確にゴールをイメージできず、勉強しようというモチベーションが上がらないこともあります。
自分で決めた志望校ではないから
自分の希望がはっきりせず、進路を決めなければならない時期になって、とりあえず志望校を選ぶ場合もあるでしょう。何となく選んだ志望校では、どうしても合格したいという強い気持ちが持てなくても無理はありません。
親に志望校を決められたことが理由でモチベーションが上がらない人もいるでしょう。親が勝手に自分の進路を決めて納得できないかもしれませんが、子どものことを思わない親はいません。親がその志望校を勧めるのには、何か理由や魅力があるはずです。まずはその志望校をよく調べて魅力的な面を探し、それでもダメならもう一度率直に親と話し合ってみましょう。
勉強以外のことが気になってしまうから
高校生活は勉強だけで一日が終わるわけではありません。友人と過ごす楽しい時間も、高校生にとっては貴重な経験になります。学校の行事や部活に一生懸命取り組んでいれば、気持ちもそちらに向きがちです。ほかにもアルバイトや恋愛など、高校生活では勉強以外にも興味のあることが多いのも現実でしょう。
ゲームを始めたら止められなくなったり、スマートフォンに通知があれば気になって開いてみたりなど、家にいても誘惑はあります。このように勉強以外のことが気になって、受験勉強のモチベーションが低下してしまうこともあるでしょう。
受験勉強のモチベーションを高める方法6選
希望する大学の合格を勝ち取るためには、モチベーションを高めて勉強を頑張るしかありません。ここまで解説してきたモチベーションが上がらない原因のなかで、該当することがあったかどうかを見直してみましょう。当てはまる内容があったのなら、改善できるよう努力する必要があります。
ここからは受験勉強のモチベーションを高める方法を具体的に6つ紹介します。長期戦になる受験勉強を継続させるためにも、ぜひ参考にしてください。
勉強方法を見直す
まずは親が医学部受験の現状を知り、最新情報を集めることが大切です。医学部志願者は高止まり傾向にあり、特に私立大学においては競争率が10倍を超えている学校も多くみられます。偏差値も30年前と比べて大きく変化しており、医学部の中では合格しやすいといわれていた私立大学でも、現在では早慶理工学部よりも高い偏差値をマークしておかなければ合格できない状況です。
受験システムも親がよく調べておきたいポイントです。受験校の選択や受験日、試験方法などを親が熟知していることは大きなアドバンテージとなり得ます。また、一般的に高額とされている私立医学部の学費は、地域枠などを利用すれば国公立大学の学費より抑えられる場合もありますので、コスト面についてもリサーチしておくとよいでしょう。
受験本番までの残り時間を可視化する
長期戦の大学受験では、残り時間を可視化するのがおすすめです。受験本番までの残り時間をノートなどに書き、やるべきことを逆算するなど、具体的にイメージできるようにしてみてください。まだまだ時間があると思っていても意外とやることが多く、残された時間は短いと感じることもあるでしょう。
残り時間とやるべきことを把握できれば、最終的な大学合格までのペース配分も考えやすくなります。全体のペース配分を踏まえたうえで小さな目標をクリアできるようにすると、モチベーションを保ちやすくなります。
合格した後のことを具体的にイメージする
自分が志望校に入学した後の姿を思い描いてみるのも、モチベーションアップにつながります。自分で決めた志望校ではないことが理由でやる気が出ない人にもおすすめです。具体的にイメージするためにオープンキャンパスに行ってみるのもよいでしょう。
実際に大学の様子を目にして雰囲気を感じることで、「この大学に通うんだ」という強い気持ちが湧き上がってくることもあります。志望校の受験を自分のこととして実感することが、モチベーションアップにつながります。
自習室や図書館で勉強する
パソコンやスマートフォン、ゲームなど誘惑の元となるものが多くある自宅では、モチベーションを保つのが難しいこともあります。そういうときは、勉強する場所を変えてみましょう。
学校や予備校の自習室、図書館などを活用すれば、静かな環境で勉強に集中できます。勉強中に分からないことが出てきたとき、自習室なら先生に質問できるでしょう。図書館では勉強に役立つ書籍を参照することができます。集中して勉強したいときは、やはり勉強するのにふさわしい場所で行うのが効率的です。
合格体験談を読む
合格体験談は、実際に合格を勝ち取った先輩たちの体験記です。受験勉強に対するモチベーションが低下しているときに読んでみると、モチベーションアップにつながる可能性があります。ただ合格した喜びだけが書かれているわけではなく、勉強するうえで悩んだことや後悔したことなども書かれているからです。
「合格した人も自分と同じように悩んでいたことがあったのだ」、「合格するために頑張っていたんだ」と力づけられることもあれば、モチベーションを上げるヒントを得られることもあります。
予備校を活用
自己管理が苦手な人にとっては、長い道のりになる受験勉強のスケジュールを立てるのは難しいと感じるかもしれません。効率的に勉強するためには、予備校を活用するのも選択肢の一つです。
予備校では大学合格に向けて組まれているカリキュラムのもと、講師がやるべき内容を提示してくれます。各生徒に合わせたフォローをしてくれるところもあるなど、モチベーションを保つためのサポートが手厚い予備校も少なくありません。
モチベーションを上げて合格を勝ち取ろう
大学受験の勉強は長期戦です。ゴールまでが遠く感じられ、目標を失いそうになることもあるでしょう。勉強以外のことが気になって集中できない人や、自分で決めた志望校ではないためにモチベーションを保てない人もいるかもしれません。
モチベーションを上げるためにはいくつかの方法がありますが、大学受験に特化した予備校を活用するのもおすすめです。「メビオ」は医学部の受験に特化した予備校であるため、効率的な受験対策ができます。医学部合格を目指しているなら、医学部進学予備校メビオを検討してみてください。