浜松医科大学医学部の特徴

浜松医科大学は1974年に設置され、2004年4月に国立大学法人が設立された、医学科と看護学科から成る医療系国立大学です。浜松医科大学の卒業生は2021年度までに医学科は4,400人超、看護学科は1,600人超となっており、地域医療はもちろん、全国の医療現場や研究分野、行政などで活躍しています。

新カリキュラムを実施

浜松医科大学では2021年に医学科のカリキュラムを大きく変更しました。

新カリキュラムでは豊かな人間性を養うこと、高い倫理観を身につけ共感力やコミュニケーション能力を高めることを重視しています。そのため、倫理学や心理学など行動科学の修学を学部教育全般にわたって行うことが特徴です。

医学科と看護学科の学生が共に学び、入学直後には福祉施設体験学習と新入生合宿研修が行われます。その後も、継続的なコミュニケーション学習をはじめとして、さまざまな特色ある教育カリキュラムを組んでいることが特徴です。

異文化理解・英語学習に注力

国際性を身につけるだけでなく、異文化や人種など多様性の理解にもつながる英語学習に注力していることも特徴です。奇数学年の全学生にTOEICの受験を課しているほか、eラーニングや英語でのプレゼンテーションなど、6年間にわたって英語教育を継続して行い、卒業時は英語で医学や医療の討論ができることを目標としています。

また、国際化推進センターを設置して、国際教育や国際学術交流を深める取り組みもしています。留学生の生活支援から、大学間協定の締結による学部生の交換留学や大学院留学生の受け入れの促進などを進めてきました。

奨学金情報

浜松医科大学では、日本学生支援機構の奨学金を受給できます。

日本学生支援機構による奨学金

第一種奨学金（無利子貸与）

特に優れた学業成績を修めており経済的に学費を支払うことの困難な学生が対象です。

第二種奨学金（有利子貸与）

第一種に比べて選考基準は緩やかです。年利率3%を限度として利息がかかります。

入学時特別増額貸与奨学金（有利子貸与）

第1学年または編入学年に貸与を受けられる奨学金です。

給付型奨学金

住民税非課税またはそれに準ずる世帯の人が受けられる奨学金です。給付月額は第1～第3区分に分かれており、自宅通学と自宅外通学で金額が異なります。

静岡県医学修学研修資金貸与制度

静岡県民の医学修学と静岡県の公的病院に勤務する医師を確保する目的で貸与される制度です。

その他、地方公共団体および民間の育英団体の奨学金があります。

※出典 https://www.hama-med.ac.jp/admission/gakuhi.html

◎2021/11/25(木)時点でのデータ

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