たった半年間で叶えてくれたのがメビオでした。

　私は理系科目は大の苦手で、中学入学以来ずっと文系に進むつもりでおり、実際、文系大学にしばらく通いました。その私が突然の理転、それも医学部に行きたいと考えたのは非現実的な野望でしたが、それをたった半年間で叶えてくれたのがメビオでした。

　メビオに通い始めたのは９月だったので、一番最初の入試本番まで半年もありませんでした。英語以外は全て１からやり直した（数Ⅲ・生物・化学は初学でした）ので莫大な量でしたが、とにかく一通り全範囲を勉強できるように大急ぎで、でも着実に知識を蓄えていけるように、授業していただきました。先生方は、半年しかないから今年の合格はありえない、などという様子は微塵も見せず、むしろ私が真剣に勉強すればするほどそれに応えて下さいました。特に萩原先生には本当にお世話になり、後期に補欠番号８番で合格したとわかったときも、他の先生方や私の家族は合格がまわってくるはずはないと諦めていた中でただ１人、まわってくると当然のように信じ続けて下さいました。 

集中して学習に励むことができました。

　メビオの先生方、事務スタッフさん、食堂の方々のおかげで毎日本当に楽しく、集中して学習に励むことができました。この半年間の浪人生活で何か辛いことはあったかと聞かれることがありますが、強いて挙げるとすれば成人式に行けなかったことで、メビオでの時間で特記するほど辛いことはありませんでした。私が合格したことに一番大きく驚いておられた関根先生に、祝賀会で「なんで受かったん？」と聞かれましたが、答えは「メビオに通ったから」にほかなりません。 

　短い間でしたがお世話になりました。ありがとうございました。