少人数クラスの緊張感が集中力持続のカギでした。
医学部受験・合格体験記
埜村 颯志(旭丘高等学校卒)
名古屋市立大学医学部進学
愛知医科大学合格、藤田医科大学合格、関西医科大学合格、近畿大学医学部合格、日本医科大学合格、順天堂大学医学部合格、大阪医科大学合格、東京慈恵会医科大学合格
実力テストで0点を取るほど物理が理解できていませんでした。
父が地域医療に従事していて、幼い頃からやり甲斐について聞いてきました。具体的に医師になりたいと考え始めたのは、中学1年生。私立大学に関しては、高橋先生と上田先生を信じて、提案していただいた大学を軸に決定しました。国公立に関しては、上田先生と亀井先生と和田先生と相談して、名古屋市立大学を受けることにしました。
高校3年生の頃は、夏休み明けの実力テストで0点を取るほど物理が理解できていませんでした。理解し始めたと感じるようになったのは浪人2年目の9月頃からで、メビオのテキストにある問題を取りこぼしなくポイント毎に分類し、ルーズリーフに自分が一番しっくりくる言葉や絵でまとめることで定着を図り、乗り越えました。
勉強は大変でしたが、長時間の勉強に行き詰まって来たときは、寮に戻って洗濯をしたり、ベッドに寝転がって音楽を聞いたり、川沿いを散歩したりしていました。
「じっくり考える人だ」と言われたのを今でも覚えています。
授業では入試対策授業の最後に先生がチラッと仰ったことが入試に「ズバリ」出題されて感動したことを覚えています。授業形態が少人数であったことも良かった点の一つ。少人数の緊張感がやる気を生み、さらに周りのやる気を感じて、集中力を持続させることが出来ました。加えて授業毎に確認テストがあったので、復習をじっくりと範囲ごとにすることができ、最終的に取りこぼしのない状態に持っていくことができたのだと思います。また、メビオの寮を利用していたので、通塾時間がほぼなかったことや、特に自習室の環境が他塾とは比べものにならないほど良かったので、勉強意欲を削がれた記憶がありません。また、僕の思うようなやり方で勉強が出来るよう、先生方は心地よい距離を保ちながらも、適時声をかけて下さり、とても心強かったです。物理の和田先生に、「埜村君はじっくり考える人だ」と言われたのを今でも覚えています。
メビオの近くには大阪城や天満橋駅があり、夜ランニングをしたり、マクドナルドでポテトを食べながら勉強したりしました。適度な息抜きをするには間違いなく一番良い環境です。寮生活は、一人暮らしの予行演習という感覚で、掃除洗濯を自分でやることで、自立した生活を送ることができました。大学パンフレットの請求や写真撮影、入試期間中の宿泊先に関しては、メビオ側が手配してくださり楽でした。
地元を離れた寮生活でしたので、両親に僕の勉強の進捗状況などを細やかに連絡を入れてくださったことで、両親も安心して過ごせたようです。本当にありがとうございました。