合格できてよかったとほっとしています
医学部受験・合格体験記
田口 裕貴(新潟明訓高校卒)
埼玉医科大学医学部医学科進学
岩手医科大学医学部医学科合格、金沢医科大学医学部医学科合格
正直に言って私はメビオに来る気は全くありませんでした。
まず初めに、とにかく合格できてよかったとほっとしています。
私はメビオに来る前は東京で2年間浪人生活を送っていました。しかしそこでは1次合格すら出ず非常に辛い思いをしていました。この時点で自分は他学部の進学をしようと決めていましたが親はそれに賛同してくれず、そのこともあり親ともひどく対立しました。親からの勧めでメビオに来ることになりました。正直に言って私はここに来る気は全くありませんでした。しかしもしここで結果を出すことができれば親を黙らせることができるのではないかと思いメビオでやっていこうと決めました。
1年目(2019年)の最初のクラスは数学が強めのクラスでした。しかし自分は数学は得意ではないと思っていました。なので、最初はなぜ自分がこのクラスにいるのか疑問でしかありませんでした。
ここのクラスは計算スピードも早くそして正確性もありました。私は必死について行こうとしましたが、速さばかり先行してしまい正確性がなくなってきていました。その自分にも腹が立ちクラスメイトにも八つ当たりする様になってしまいました。それにより成績の方も伸びず夏のテストではクラスが下がってしまいました。
夏期講習は前のクラスに戻ろうと必死でした。しかし日程があまりにもキツくなかなか自分の時間を確保することが難しく結果戻ることは不可能でした。
そこからはこのクラスでやっていこうと割り切って勉強してきました。そして初めての1次合格が来ました。しかしその補欠は回ってこず、同じ寮で補欠を待っていた人もいましたが自分以外の全員きて自分だけが取り残されたという結果になりました。
メビオでもう1年やることは最初は考えられませんでした。しかし、親や先生と話し合いをしていく上でここで結果を残したいという思いが強まり、もう1年やることを決意しました。
2年目(2020年)は自分はずっと継続生だけのクラスにいました。そこでは、自分以外全員女子でした。そのため慣れるのには時間がかかりました。それでもなんとかやっていき、課題だった夏を乗り越えることができました。そして本番までそのまま走り抜き合格を勝ち取ることができました。
自分に携わってくださった全てのメビオの先生方に感謝をしています
科目ごとで見れば物理が一番苦手で大変でした。乾先生や自分の担任だった和田先生には本当に感謝しています。1年間、特に重要問題集を取り組んだ結果、入試でも落とさない科目へと変えることができました。
数学は、大川内先生と今村先生にほぼ毎日質問に行ってました。その中で2人の先生に言われたのは、ただ答えを書くだけではなくその道筋までしっかり書くように言われました。記述のことに関しては大川内先生に添削してもらってました。実際の入試で記述の大学はうまくいきませんでしたが、他のところで結果を出せました。また、2年目は数学特化の授業や今村先生から個人的に苦手な分野のプリントをもらってやってました。そのおかげで、微積分に関しては伸びた実感がありました。
化学は、覚えるだけが全てだと思ってました。しかし、思考力の必要な問題に全然対応できていませんでした。その中で小嶋先生からの質問には授業中よく引っかかってました。また、それを通じてすぐに答えに飛びつくのではなく矛盾がないかを検討して出すように言われました。
さらに自分はメンタルが弱かったです。小嶋先生にはメンタル面に関してもずっと気にかけてくれました。その結果、2年目はあまりメンタルが崩れることはなくなりました。
また正確な知識を何も見ずにスラスラかける加治屋先生のすごさに圧倒されました。加治屋先生の授業中に書いた板書は、入試期間中もずっと見て知識の確認をしてました。
英語は、長文が苦手でした。長文は杉岡先生に2年間見てもらいました。その中で、授業中も長文がダメだった自分にプラスになるように言葉をずっとかけ続けてくれました。また質問にも自分が納得するまで教えてくださり本当に感謝しています。
最後に、自分に携わってくださった全てのメビオの先生方に感謝をしています。
その中でも特に上田先生には感謝しても仕切れないほど感謝しています。僕が大阪に来た最初の頃はうまくいかないことが多かったです。それでも上田先生は英語のことに限らず他科目のことや自分に関することに気にかけてくれました。また入試期間中も変わらず声をかけてくださり、安心して試験に臨むことができました。
そして合格を勝ち取れたことは本当に嬉しい限りです。