2025年入試対策 藤田医科大学攻略講座
2025年入試対策 藤田医科大学攻略講座
藤田医科大学、メビオで完全攻略!
藤田医科大学を志望する皆さん、入試対策は万全ですか?
創立44年の伝統と実績を誇るメビオの「医学部攻略講座」では、藤田医科大学の一般選抜試験の特徴を徹底的に分析し、合格への最短ルートを提供します。
藤田医科大学の一般選抜試験は、マーク式と記述式からなるのが特徴です。マーク式で基本事項を着実に得点し、記述式では高度な思考力と記述力が求められます。
メビオでは、こうした藤田医科大学の入試特性を踏まえ、長年培ったノウハウを活かした的確な対策を行います。経験豊富な精鋭講師陣が、マーク式・記述式の両方の問題を徹底的にサポート。過去問を徹底分析したオリジナル教材で、得点力を最大限に引き出します
あなたの夢の実現を、私たちが全力でサポートします。メビオの「医学部攻略講座」で、藤田医科大学合格への確かな一歩を踏み出しましょう!
オンライン受講も可能
※授業は録画視聴となります。
- 開講日
- 2024年12月22日(日)
- 時間割
-
9:30〜11:00 英語 11:30〜13:00 数学 13:45〜15:15 物理または生物 15:45〜17:15 化学 ※時間割は変更の可能性があります
オンライン受講の場合
- テキストは授業日2日前ごろに発送します。
- 授業は録画視聴となります。
- 授業録画は授業日2日後から入試日前日まで視聴可能です。
- 受講料
-
30,000円(税込)
※お支払いは銀行振込となります。お申込み後にお支払い先のご案内をさせていただきます。
※キャンセル・変更の場合は授業日の3日前20:00までにご連絡ください。 期限を過ぎてのキャンセル・変更・返金はできません。
※ご入金後、当日に欠席をされた場合は、録画視聴のご案内をします。 - 対象
- 医学部を目指す高3生〜既卒生
- 場所
- 医学部進学予備校メビオ校舎 地図はこちら
- お申込締め切り
- 2024年12月19日(木)20:00
メビオへのアクセス
医学部進学予備校メビオ校舎
〒540-0033 大阪市中央区石町2-3-12
※大阪メトロ谷町線及び京阪電気鉄道「天満橋」駅から徒歩3分
藤田医科大学 2024年度(前期) 入試問題分析
英語
試験時間90分。前半の大問4題がマーク式,後半2題が記述式という大問構成。2022年度以降大問が1 つ増えたが,全体の分量としては大きな変化はない。全体として2023年度前期よりもやや易化。前半のマーク式でしっかりと点数を稼ぎ,後半の記述式でどれだけ点数を拾えるかが勝敗を決める。記述式長文問題については,文章内容が受験生にとって馴染みのないものが多く,その場で考える力が求められる。また説明に必要な記述力,要約能力に関しては国公立二次レベルと言ってよい。大問6の英文中の下線部英訳問題については,これまでと違って「日本文化」に関する英文に限らず幅広いテーマで出題されている。文中の英語表現を利用することはできるが,本文自体に目を通す時間を確保するには速読力が鍵を握るだろう。全体として処理力と記述力の有無で大きく点差のつく問題である。
数学
例年,マーク形式の小問集合が1題,記述形式の大問が2題の計3題。配点は通常120+40+40とみられるが,2024年度前期はマーク部分が130点だった。小問集合の設問は10個前後。処理力や要領のよさが必要。整数,図形,数列,データの分析などが頻出。「基準点」(年度によって変化する)に満たないと不合格となる。大問は記述重視。「答だけなら採点対象外」といった記載がある。公式の導出などを含む証明問題や,確率,整数,図形,数と式,数学Ⅲの微積分などの分野が頻出。2024年度も上の傾向に沿った出題。問題1は例年に比べるとやや重めだった。問題2は,後半が易しいので前半が突破できたかどうかで大きく差がつく。問題3は難度が高く,多くの受験生は得点出来ていないだろう。対策としては,演習を通してマークならではのテクニックは身に付けたい。大問については,典型的な証明問題の比重は大きくしておこう。
物理
主に解答のみの記述式の大問が4問,数値計算やグラフ,論述の問題を数問含む。設問数は例年30程度。大問4問中2問が力学であることが多く,複数分野の融合問題も出題される。2題の力学のうち1題は難易度の高い問題であることが多い。全般的に難易度は高く,受験生が見慣れない問題や計算量が多い問題を出す傾向が強い。目標点が5割程度と,他大学と比較すると低めなことが多い。解答時間に対して難易度が高く作業量が多いため,標準的な設問を優先的に解いた方が正答率は上がり易い。2024年度前期の設問数は2023年度とほぼ同じく例年並で30であった。大問2の運動方程式の後半は設定が込み入っており混乱しやすい。大問1,大問3,大問4の作業量のあまり多くない問題を先に終えて,大問2の後半にどれだけ時間を割けたかで差がついたと思われる。過去問で時間配分やどの程度解ければよいのかの感覚を養っておくことは対策として有効である。
化学
化学は第1問~第6問までと,昨年度から大問数に変化はなかった。出題傾向として特筆すべきは,一昨年度まで頻出で,昨年度出題されなかったグラフ関連(描画または選択)の出題が復活したこと。第4問(有機構造推定)は少ない情報から構造を決定しないといけなかったので,やや難しかったが,それ以外は標準的な内容だったので,昨年度よりはやや得点しやすくなったと言える。第6問の計算問題も含めて,経験値で有利になりそうな出題が有機化学に偏っていたので,分野の得手不得手でも差がついただろう。標準題をしっかりやり込み易問を落とさないようにしながら,図録などを用いて現象や実験操作などへの理解を深める学習を心がけたい。また,有機化学分野の習熟度を上げることが藤田医科大合格には欠かせないだろう。今回は標準レベルの出題が並んだため,一次合格には65%を目指したい内容であった。
生物
前期試験は,大問4題→3題となり,論述量もかなり減っている。しかし,単純に分量が減ったわけではなく,そのぶん本質的な理解を問う設問の割合が増えている印象である。出題テーマは,「細胞周期」「血液循環・心臓」「オペロン」と,非常にオーソドックスなテーマである。どの大問もいわゆる典型題とは少し異なる問い方になっているが,教科書的な知識の本質的な理解と,それを発展させる読解力・応用力があれば,きちんと正解に辿り着くことができ,質・量ともに非常によく練られた秀逸な出題となっている。対策としては,まずは教科書的な知識の精度を上げること,そしてその知識を正しく運用する技術を身につけることが求められる。一つひとつの問題を解くことが他の知識への発展や応用へとつながるような,質の高い演習を積んでおきたい。また,例年は「個体群・生態系」といった分野からの出題も多いので,苦手な分野を作らないようにしよう。