2025年入試対策 近畿大学医学部攻略講座
2025年入試対策 近畿大学医学部攻略講座
近畿大学医学部、合格への最短ルートはメビオにあり!
近畿大学医学部を志望する皆さん、入試対策は万全ですか?
創立44年の伝統と実績を誇るメビオの「医学部攻略講座」では、近畿大学医学部の一般選抜試験を徹底的に分析し、合格への道筋を明確に示します。
近畿大学医学部の入試は、数学は他学部との共通問題、英語と理科は医学部独自の問題となっています。英語と数学はマーク式で、理科は記述式です。特に、数学が他学部との共通問題となったのは2024年度(令和6年度)入試からであり、新しい出題傾向への対策が必要となります。
メビオでは、こうした近畿大学医学部の入試特性を深く理解し、長年培ってきたノウハウを活かして的確な対策を行います。経験豊富な精鋭講師陣が過去問を徹底的に分析し、頻出テーマや重要ポイントを押さえた指導を提供。最新の入試情報を取り入れたカリキュラムで、試験形式の変化にも柔軟に対応できるようサポートします。
あなたの夢の実現へ、私たちが全力でサポートします。メビオの「医学部攻略講座」で、近畿大学医学部合格への確かな一歩を踏み出しましょう!
オンライン受講も可能
※授業は録画視聴となります。
- 開講日
- 2025年1月7日(火)
- 時間割
-
9:30〜11:00 英語 11:30〜13:00 数学 13:45〜15:15 物理または生物 15:45〜17:15 化学 ※時間割は変更の可能性があります
オンライン受講の場合
- テキストは授業日2日前ごろに発送します。
- 授業は録画視聴となります。
- 授業録画は授業日2日後から入試日前日まで視聴可能です。
- 受講料
-
30,000円(税込)
※お支払いは銀行振込となります。お申込み後にお支払い先のご案内をさせていただきます。
※キャンセル・変更の場合は授業日の3日前20:00までにご連絡ください。 期限を過ぎてのキャンセル・変更・返金はできません。
※ご入金後、当日に欠席をされた場合は、録画視聴のご案内をします。 - 対象
- 医学部を目指す高3生〜既卒生
- 場所
- 医学部進学予備校メビオ校舎 地図はこちら
- お申込締め切り
- 2024年12月27日(金)20:00
メビオへのアクセス
医学部進学予備校メビオ校舎
〒540-0033 大阪市中央区石町2-3-12
※大阪メトロ谷町線及び京阪電気鉄道「天満橋」駅から徒歩3分
近畿大学医学部 2024年度(前期) 入試問題分析
英語
試験時間60分。2023年度と形式は同様だが,トータルの分量は若干増加した。前半の(A)(B)の文法・語法・語彙に関する空所補充問題,及び同義語問題,(C)の文中空所補充問題が標準レベルに近づいたことで,後半の長文にもしっかり時間を割くことができる。長文に関しても,設問の難易度が低下し取り組みやすい。ただ,これまでにもまして長文中の同義語選択問題が難化傾向にあることには注意が必要である。最後の長文(H)については,900語程度の長文で分量が多めであるが,段落毎に設問が用意されているので,他の長文問題よりは戦略としてはシンプルに取り組める。全体的に語彙レベルがやや高く,文章の細部の正確な読み取りと全体像の概観をバランス良く行えるような総合的な読解力が要求される。時間配分については,最初の大問A~Cを10分程度で終わらせ,長文読解に時間を割くようにしたい。
数学
前期試験では,2024年度から他学部と共通の問題でマークシート形式となった。それ以前は医学部独自の記述形式の問題だったが,それと比較すると,やや問題の難易度は易しめで,典型処理を如何にスピーディにこなせるかが得点に影響しやすくなっている。2023年度以前の他学部の出題を踏襲した形となっており,その過去問の演習は有効な対策となるだろう。頻出分野は,数学Ⅱの微積分,確率,数列,幾何的問題などであり,2023年度以前の医学部独自のものとあまり大きな違いはないのだが,典型問題の演習量がものをいう度合いが強い出題となっている。例えば数学Ⅱの微積分では,1/6公式や 1/12公式などの面積や,複数のグラフの共有点と方程式の解の関係などの処理に慣れておくこと,また,指数対数や三角関数で置き換えなどを伴う方程式や最大最小問題に対してしっかり対応できるようにしておくことなどは必須だろう。
物理
形式は,例年は大問3問だが,2024年度一般前期入試は,大問が2問,各大問が2問に分かれる形式に変わり,電磁気と波動から出題された。総解答数は例年通り30問であった。解答形式は数値計算やグラフの描図,論述問題を含む空所補充式または解答記述式。大問1は半導体中のキャリアについての問題で,オームの法則とホール効果について問われ,大問2では水面波の干渉とドップラー効果が出題された。グラフの描図の問題が無かったため作業量は減ったが,問題文の量が多く解きづらく感じる受験者も多かったことだろう。例年の傾向としては,力学と電磁気が1題ずつ出題され,残り1分野に波動,熱,原子から1問出題されることが多く,複数分野の融合問題も出題されることが多い。典型的なグラフを素速く描く力,データを整理したり,図を描いたりしながら考える力を鍛え,対応できる問題の幅を広げておくとよい。過去問は時間の感覚を養うのに数年分解けば十分だろう。
化学
試験時間は60分,大問は3題で,大問Ⅰは問題がテーマの異なる小問に分かれている形式だった。内容だが大問Ⅰ問(1)はハロゲンに関する出題で取り組みやすい内容だった。問(2)滴定に関する出題で,難易度は標準的。大問Ⅱは分配平衡に関する出題で,解いた経験の有無で差がつく問題で,つまずきやすい設問が多く難易度は高かった。大問Ⅲは高分子に関する出題で,ビニロンの計算など受験生が苦手とする範囲が多かったが,難易度自体は標準的だった。2023 年度から形式面での変化はなかったが,全体的な難易度は上がった。ⅠとⅢの知識問題は易しく,失点できない。Ⅱは問題文を丁寧に読めたかどうか,Ⅲの計算問題では経験値があったかどうかで差が付きそう。一次合格には55 % 欲しい。日ごろから実験考察の練習などをして思考力を磨くと共に計算力を養っておきたい。
生物
出題形式は,大問3題構成である。ここ2年ほど,形式・内容ともに非常に整備されて良問化がすすんでおり,2024年度の前期試験はとくに秀逸な良問ぞろいであった。出題範囲は,「呼吸」「遺伝子」「免疫」とベーシックな範囲からの出題ばかりだが,持っている知識を的確に運用する力が求められており,以前よりも実力差が反映されやすくなっている。対策としては,典型題をしっかり解けるようにすることが第一である。ただし,「何度も問題をさらったのでなんとなく解ける」という程度では不十分で,少し違った角度から問われても応用が利くように,その問題で問われている知識に対する理解を本質的なものにしておく必要がある。また,考察問題をじっくり考える時間を考慮すると,論述を手際よくまとめる力も重要だ。さらに,近畿大学医学部の生物で頻出の「免疫」の分野に関しては,他の分野よりも一歩踏み込んだ学習をしておきたい。