●英語

大阪医科薬科大学の英語は、下線部だけ解くのであれば時間が余るテストだが、本当によい答案を仕上げるには「下線部以外に書かれている内容をどれだけ理解して下線部訳を意味の通る日本語に仕上げるか」が鍵を握る。したがって、練習が進むにつれて時間が足りなくなる、というのが正しい過程といえる。実際の試験を受ける頃には、時間の使い方を制御できる状態にもっていくことが大切だろう。

●数学

大阪医科薬科大学の数学は、年度によって難易度に若干のブレがあるものの、かなり骨のある問題が大半である。今回の模試でもそれをふまえて難易度を設定した。したがって平均点が36.3点と低いのは致し方ない面はある。しかし、どの問題も類似の問題が本番で出題されてもおかしくないものであった。誤答した問題については、粘り強く再考・解き直しを実践してほしい。今回は証明問題が多く含まれるため、解き直した答案が不足なく適切なものであるか、学校や予備校の先生にチェックしてもらうとよいだろう。