2024年度全国医学部情報
山口大学
山口大学医学部の特徴
山口大学医学部は1944年に山口県立医学専門学校として開学し、1949年に山口県立医科大学として設置され、1964年に国立大学となりました。70年以上の歴史があり、卒業生は約5,600人を超えていて、日本全国はもとより海外でも活躍しています。
学生は全国から集まっており、以前は山口県出身者が約1割でしたが、山口県の医療を担う人材育成を目的として推薦枠が増えたことにより、現在では山口県出身者が゙3~4割を占めているのが特徴です。
キャンパス所在地 | 山口県宇部市南小串1-1-1 |
URL | http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/ |
6年間の学費 | 349万6,800円 |
医師国家試験合格率(2021年度新卒・既卒含めた実績) | 92.0% |
コース・ユニット制を導入
山口大学医学部のコース・ユニット制は、臓器や系統ごとに多方面から医学を学べるよう編成された独自のカリキュラムです。研究に向けての視野を広げ、豊かな人間性を養うこと、自発的に学習できる能力を身につけることを目的としています。
一つのユニットの授業が終了する1~2週間ごとにテストを行うことにより、知識を定着させていくことが目標です。短期間でテストを繰り返していくので、1回のテスト範囲が狭くなり勉強しやすいメリットがある半面、テストの回数が多くなることがデメリットです。しかし、山口大学医学部では、このシステムはおおむね学生から好評を得ています。
システムバイオインフォマティクス講座
2017年に新設されたシステムバイオインフォマティクス講座は、生物学にシステム工学の考え方を取り入れ、基礎医学研究や医療にAI(人工知能)を応用することを目標としています。
これまでの生命科学は遺伝子やタンパク質といった分子に着目していたのに対し、システムバイオロジーでは、モノが構成するシステムの動きが主な研究対象です。疾患が起こったとき、これまでは疾患が起きた原因を究明し、元の状態に戻すことが重視されてきました。システムバイオロジーの視点では、疾患の原因とは別の場所を調整することにより治療につながるのではないかと考えられています。こうした考え方は世界的に見ても先進的であり、同大学の特徴といえるでしょう。
研究室で基礎研究などに従事する自己開発コース
自己開発コースは、学生が研究に興味を持つことを目標として3年次の5カ月間にわたって研究室で基礎研究などを経験するものです。この期間は一般の講義は行われないようになっているので、必ずしも学内にとどまる必要はなく、学外の研究機関や他大学で研究を行うこともでき、奨学金を得て海外に留学する学生もいます。
これまでに学んだことを生かし、各自が取り組むべき課題を見出すことが目標です。そのうえで、課題を解決するための研究や社会活動を行い、課題解決に向けて何をすべきか、リサーチの方法などを探っていきます。
山口大学医学部の特徴
山口大学医学部は1944年に山口県立医学専門学校として開学し、1949年に山口県立医科大学として設置され、1964年に国立大学となりました。70年以上の歴史があり、卒業生は約5,600人を超えていて、日本全国はもとより海外でも活躍しています。
学生は全国から集まっており、以前は山口県出身者が約1割でしたが、山口県の医療を担う人材育成を目的として推薦枠が増えたことにより、現在では山口県出身者が゙3~4割を占めているのが特徴です。
キャンパス所在地 | 山口県宇部市南小串1-1-1 |
URL | http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/ |
6年間の学費 | 349万6,800円 |
医師国家試験合格率(2021年度新卒・既卒含めた実績) | 92.0% |
コース・ユニット制を導入
山口大学医学部のコース・ユニット制は、臓器や系統ごとに多方面から医学を学べるよう編成された独自のカリキュラムです。研究に向けての視野を広げ、豊かな人間性を養うこと、自発的に学習できる能力を身につけることを目的としています。
一つのユニットの授業が終了する1~2週間ごとにテストを行うことにより、知識を定着させていくことが目標です。短期間でテストを繰り返していくので、1回のテスト範囲が狭くなり勉強しやすいメリットがある半面、テストの回数が多くなることがデメリットです。しかし、山口大学医学部では、このシステムはおおむね学生から好評を得ています。
システムバイオインフォマティクス講座
2017年に新設されたシステムバイオインフォマティクス講座は、生物学にシステム工学の考え方を取り入れ、基礎医学研究や医療にAI(人工知能)を応用することを目標としています。
これまでの生命科学は遺伝子やタンパク質といった分子に着目していたのに対し、システムバイオロジーでは、モノが構成するシステムの動きが主な研究対象です。疾患が起こったとき、これまでは疾患が起きた原因を究明し、元の状態に戻すことが重視されてきました。システムバイオロジーの視点では、疾患の原因とは別の場所を調整することにより治療につながるのではないかと考えられています。こうした考え方は世界的に見ても先進的であり、同大学の特徴といえるでしょう。
研究室で基礎研究などに従事する自己開発コース
自己開発コースは、学生が研究に興味を持つことを目標として3年次の5カ月間にわたって研究室で基礎研究などを経験するものです。この期間は一般の講義は行われないようになっているので、必ずしも学内にとどまる必要はなく、学外の研究機関や他大学で研究を行うこともでき、奨学金を得て海外に留学する学生もいます。
これまでに学んだことを生かし、各自が取り組むべき課題を見出すことが目標です。そのうえで、課題を解決するための研究や社会活動を行い、課題解決に向けて何をすべきか、リサーチの方法などを探っていきます。
◎2021/12/15(水)時点でのデータ
基本データ
ホームページ | http://www.yamaguchi-u.ac.jp/ |
---|---|
学部所在地 | 〒755-8505 宇部市南小串1-1-1 |
学生数 | 661名 ※2021/05/01現在 |
医学部医学科アドミッションポリシー | ●求める学生像
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一般入学試験(前期)
募集人数・受験料・出願期間
募集人数 | 55名 |
---|---|
受験料 | 17,000円 |
出願期間 | 2022/01/24(月)~2022/02/04(金)必着 |
入試日程
大学入学共通テスト | 2022/01/15(土)・01/16(日) |
---|---|
一次発表 | 2022/02/15(火) ※二段階選抜実施時 |
個別試験 | 2022/02/25(金)・02/26(土) |
合格発表 | 2022/03/06(日)10:00 |
試験科目
大学入学共通テスト
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
---|---|---|---|
国語 | 80分 | 200 | 「国語」 |
地歴・公民 | 60分 | 100 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目 |
数学 | 70分+60分 | 200 | 「数学I・数学A」「数学II・数学B」必須 |
理科 | 60分×2科目 | 200 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
外国語 | 80分+リスニング30分 | 200 | 「英語」 |
個別
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
---|---|---|---|
外国語 | 9:00~11:00 | 200 | 「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」 |
数学 | 12:00~14:30 | 200 | 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B(数列・ベクトル)」 |
理科 | 15:30~18:00 | 200 | 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から2科目 |
面接 | 9:00~ | 各3名の面接委員で2回行う 志望動機や勉学意欲等を聞き,積極性,協調性,指導性,判断力等を評価し,医療人としての適性をみて,総合評価を行う |
個別試験 入試会場アクセス
会場 | 山口大学医学部 小串キャンパス |
---|---|
住所 | 宇部市南小串1-1-1 |
備考
二段階選抜について | 7倍 大学入学共通テストの成績による |
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一般入学試験(後期)
募集人数・受験料・出願期間
募集人数 | 10名 ※地域枠3名以内含む |
---|---|
受験料 | 17,000円 |
出願期間 | 2022/01/24(月)~2022/02/04(金) |
入試日程
大学入学共通テスト | 2022/01/15(土)・01/16(日) |
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一次発表 | |
個別試験 | 2022/03/12(土)・03/13(日) |
合格発表 | 2022/03/20(日)15:00 |
試験科目
大学入学共通テスト
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
---|---|---|---|
国語 | 80分 | 200 | 「国語」 |
地歴・公民 | 60分 | 100 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目 |
数学 | 70分+60分 | 200 | 「数学I・数学A」「数学II・数学B」必須 |
理科 | 60分×2科目 | 200 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
外国語 | 80分+リスニング30分 | 200 | 「英語」 |
個別
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
---|---|---|---|
小論文 | 9:30~11:30 | 300 | 提示された資料に対する理解力,分析力,論理的思考力,文章表現力等を評価 ※資料は,英文で提示することがある |
面接 | 9:00~ | 200 | 各3名の面接委員で2回行う 志望動機や勉学意欲等を聞き,積極性,協調性,指導性,判断力等を評価し,医療人としての適性をみて,総合評価を行う |
個別試験 入試会場アクセス
会場 | 山口大学医学部 小串キャンパス |
---|---|
住所 | 宇部市南小串1-1-1 |
備考
二段階選抜について | 15倍 大学入学共通テストの成績による |
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学校推薦型選抜
募集人数 | 42名 ※地域枠22名、緊急医師確保対策枠5名以内、地域医療再生枠10名以内含む |
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受験料 | 17,000円 |
出願期間 | 2021/12/13(月)~2021/12/17(金)必着 |
入試日程
大学入学共通テスト | 2022/01/15(土)・01/16(日) |
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一次発表 | |
個別試験 | 2022/01/20(木) |
合格発表 | 2022/02/15(火)10:00 |
試験科目
大学入学共通テスト
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
---|---|---|---|
国語 | 80分 | 40 | 「国語」 |
地歴・公民 | 60分 | 40 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目 |
数学 | 70分+60分 | 120 | 「数学I・数学A」「数学II・数学B」必須 |
理科 | 60分×2科目 | 120 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
外国語 | 80分+リスニング30分 | 80 | 「英語」 |
個別
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
---|---|---|---|
小論文 | 9:00~11:30 | 200 | 提示された資料、課題に対する理解力、論理的思考力及び文章表現力等を評価。資料は英文で掲示される場合もある |
面接 | 12:30~ | 200 | 個人または集団面接とし、志望動機、勉学意欲等を聞き、表現力、積極性、指導生、理解力、判断力及び協調性等を総合的に評価 ※出願資料は面接の参考資料とする |
個別試験 入試会場アクセス
会場 | 山口大学医学部 小串キャンパス |
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住所 | 宇部市南小串1-1-1 |
入学者情報
【一般選抜・前期】受験者数および合格者数 | 受験者数255名、合格者数56名 |
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【一般選抜・後期】受験者数および合格者数 | 受験者数46名、合格者数10名 |
【学校推薦型選抜Ⅱ】受験者数および合格者数 | 受験者数116名、合格者数42名 |
医師国家試験合格率 | 新卒98.3%、既卒45.5% |
入学者内訳 | 男性71名、女性36名 |
主な就職先 |
学納金
6年間に必要な学費 | 3,496,800円 |
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入学金 | 282,000円 |
授業料 | 535,800円 |
実験実習費 | |
施設設備費 | |
教育充実費 | |
その他 | |
2年次以降学費 | 535,800円 |
奨学金
大学 | 山口大学基金七村奨学金 山口大学医学部及び大学院医学系研究科高度学術医育成コースSCEA 山口大学医学部国際医学交流奨励金学生海外留学経済支援 山口大学基金授業料支援制度 |
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その他 | 日本学生支援機構 その他の地方公共団体や民間財団による奨学金 |