私立大学文系からの再受験
医学部受験・合格体験記
私立大学文系からの再受験
私は四年制の私立大学の文系から再受験しました。
中高一貫校に通っていたため、中学校から高校への進学には成績が関係なく、勉強せずに高校に進学しました。幼い頃から医学部に憧れがありましたが、勉強に苦痛を感じていたため、消去法で文系を選択しました。その頃の私は、勉強の面白さが分からず、勉強以外のことに目を向けていました。高校卒業後、1年間浪人しましたが、勉強の方法が分からないと言い続け、のんびりと過ごしました。
しかし、大学入学後、講義が面白く、人生で初めて学問に興味を持ちました。「もっと勉強していたら、もっと多くの学問を楽しめたのではないか」と過去を悔いました。
そんなとき、メビオに通っていた妹が、何校も一次合格をもらい、医学部に入学しました。そこで私は「もしかしたら自分も医学部に合格できるのでは?」と期待しました。高校を卒業してから数年経ち、勉強が辛くて逃げ出した過去を忘れていました。親や中高時代の友人にもう一度受験したいと話すと、医学部受験だけはやめておけと大反対されました。私が勉強している姿など見たことがない、そんな思いつきで再度受験を始めるなと忠告されました。他の塾にも伺ったのですが、鼻で笑われたり、再受験はやめた方が良いと間接的に言われたりしました。しかし、「妹を受からせたメビオなら私も受かるのでは!」と思い、勢いでメビオに入塾しました。
マイナスからのスタート
大学を卒業してすぐに、メビオの春期講習をスタートしました。中高6年間全く勉強をしておらず、さらに5年のブランクもあったため、理系科目の知識は全くありませんでした。数学は四則演算だけできました。化学は水素原子がHかHeどちらなのかということすら覚えておらず、生物は細胞が分裂することすら忘れているという状態でした。
そんな状態だったので、初めの1年間はほんとうに大変でした。授業中、先生が話していることが全くわからない日々が続きました。私だけが理解できないことは当然で、思い出せる知識すらなく、私だけがペンを動かせないのは当然の日々でした。しかし、先生方は私を見捨てず、授業後の自習時間につきっきりで教えてくれました。ほとんどのことを知らない私に対して、誰もが嫌な顔をせず、私が理解できるまでとことん付き合ってくれました。難しくて理解することを諦めようとしても、メビオの先生方は見逃してくれませんでした。その時、人生で初めて、理解できるまで丁寧に勉強することの重要性を知りました。1年目、9校受けましたが全て一次試験不合格でした。
昨日よりも多くの問題を解けるように努力
2年目は、どの科目も聞いたことがない言葉はないという状態でした。昨年に比べて、成績は伸びていましたが、それでも他の受験生が落とさないような基本的な問題も間違えている状態でした。私は理解が遅く、要領が悪かったので、一度習った問題は間違えないようにひたすら何度も繰り返しました。分からないところは必ず質問し、昨日よりも多くの問題を解ける自分になるように努力しました。先生方は本当に生徒のことをよく見守り、最適なアドバイスをくださります。自分ではなかなか気づけない考え方の誤りを指摘してくださるので、それを修正することにひたすら励みました。
二次対策のおかげで動じずに対応できた
そして、入試本番を迎えました。前期で2校が一次合格しました。一次試験では、メビオの直前講習で習った範囲から入試に出題されていました。そのおかげで、解けた問題が何個もありました。また、メビオの二次対策では、過去の面接で聞かれた質問を教えてもらうことができ、必ず全員が面接練習をしてもらえます。小論文の対策もしっかりとしてくれます。そのおかげで、面接で何を聞かれても動じずに対応でき、小論文は練習通りに書けました。結果、久留米大学医学部医学科に正規合格できました!
人生で初めて勉強の楽しさを知った
メビオでは、医学部を志す受験生にとって、最高の環境を提供してもらえます。少人数制のクラスで質問がしやすく、適度な緊張感を持って授業に集中して取り組めます。面倒見が良く、分かりやすく教えてくださる先生方ばかりで、どんな質問でも馬鹿にされることなく、真摯に向き合って教えてくれます。そんな先生方から教えてもらえる授業はとても面白く、人生で初めて勉強することに楽しさを感じました。 また、サポートスタッフの方々が、私たちの普段の受験生活を支えてくれます。受験中はホテルやバスの手配までしてくれるので、一年中受験だけに集中できる生活を送れます。
勉強に真面目に取り組まずに生きてきたけれど、医学部受験に挑戦してみたいという私のような人にとって、メビオは最強の塾です。ゼロどころかマイナスだった状況からたった2年で医学部に正規合格できたのは、メビオで勉強したからだと胸を張って言えます。
最後になりましたが、私に真摯に向き合って教えてくださった多くの先生方、見守り支えてくれたスタッフの方々、応援してくれた家族と友人たち、一緒に切磋琢磨できたメビオ生がいたからこそ、合格を勝ち取ることができました。本当にありがとうございました!