医学部コラム
医学部予備校はいつから通う?中学生・高校生それぞれのメリットや選び方を解説!
受験計画
2022/05/08(日)
(最終更新日2022/06/30)
医学部予備校は膨大な学習量が必要な医学部入試に向けてしっかり対策できます。しかし、いつから通うべきか悩む人もいるのではないでしょうか。医学部への進学を決意する時期は中学生、高校生と人それぞれです。
この記事では、医学部予備校に通い始める時期を中学生・高校生に分け、それぞれのメリットや医学部予備校の選び方を紹介します。
目次
1.医学部予備校とは?
2.医学部予備校と塾の違いとは?
3.医学部予備校と大手予備校の違いとは?
4.医学部予備校はいつから通う?
4-1.中学生から通うメリット
4-2.高校生から通うメリット
5.医学部予備校の選び方
5-1.カリキュラムは充実しているか
5-2.講師の質は良いか
5-3.サポート体制は充実しているか
5-4.使用したい施設・設備がそろっているか
6.医学部は早めの対策が肝心
医学部予備校とは?
医学部予備校とは、医学部受験のための指導を専門的に行う予備校のことです。医学部予備校で行われている授業のカリキュラムは医学部受験に特化したものであり、医学部受験に必要な内容がすべて学べます。
講師も医学部を受験するにあたって必要とされるノウハウなどを熟知しているプロが担当します。指導は少人数制または個人指導で行われることが多く、きめ細かな指導が受けられることも医学部予備校の特長です。
また医学部予備校の中には、より勉強に打ち込める環境を作るために、寮を併設しているところもあります。
医学部予備校と塾の違いとは?
医学部予備校は医学部受験に特化しており、各大学の出題傾向などの受験情報を多く集めています。また、受験スケジュールや受験校のアドバイスまで、一貫して医学部受験をサポートする点も特長です。
一方、学習塾は学校で学ぶ学習内容を補助する場所で、教科書に準拠した予習復習を行い、定期テストでの点数アップを図ります。学習塾がメインターゲットとするのは主に小・中学生ですが、中には高校生を対象とするところや難関校を目指す進学塾などもあります。
医学部予備校と大手予備校の違いとは?
医学部予備校は医学部受験に特化したカリキュラムや情報を有していることが特長です。大手予備校よりアットホームな環境のところが多く、担任制をとってきめ細かなサポートをしている予備校もあります。また、講師と生徒の距離が近いため、分からないところはすぐに質問できる点や、個人のレベルに合わせたカリキュラムで学習を進められる点がメリットです。
一方、大手予備校は長い歴史の中で培われた実績とその時々の受験事情を反映させ、改訂を重ねた教材を使用しています。授業は有名講師や参考書を執筆した講師による集団授業が一般的です。あらかじめ決められたカリキュラムや時間割に沿って学習を進めていきます。
医学部予備校はいつから通う?
少子化の影響で以前に比べて全般的に大学に入学しやすくなっているものの、医学部の人気は依然として高いため、医学部受験はハイレベルかつ狭き門のままです。医学部受験を制するためには膨大な学習量をこなし、幅広い知識を身につけていく必要があるため、可能な限り早くから対策を行うことでスムーズに学習を進められます。
医学部を目指したい志が明確になった時期が医学部予備校に通い始めるベストな時期です。中学生でも通える予備校はあり、高校生からならなるべく早く通い始めましょう。近年は現役志向の受験生が増えているため、現役クラスに力を入れる医学部予備校も増えています。
中学生から通うメリット
最近では中学生から受け入れている医学部予備校も増えています。特に中高一貫校に通っている生徒の場合は、高校受験のための勉強に時間を割く必要がありません。そのため、中学生のうちに高校の勉強を先取りできると言えます。6年間という時間を医学部受験のために使うことができれば、圧倒的に有利に受験勉強を進められます。
さらに、中高一貫校に通っている人は中学受験を経験しているので、基礎的な学力は身についているでしょう。中学生のうちから医学部受験に特化した予備校に通って学習を進めることで、医学部への合格を手にしやすくなります。
高校生から通うメリット
高校受験を経て高校に入学したばかりの頃は、大学受験に向けた勉強は高校3年生から行えばよいと思っている学生もいます。しかし、医学部を目指したいと将来の目標がはっきり決まっているなら、並みいる優秀なライバル達の中で引けを取らないために、高校に入学したときから勉強を始めることが望ましいです。
激戦となる医学部受験においては、少しでも早く勉強に取り掛かることが重要です。試験対策に十分な時間をかけることで合格可能性が高まります。高校入学時から通える医学部予備校は多く、選択肢が多いこともメリットです。
医学部予備校の選び方
医学部に進学したいという気持ちが明確であるなら、なるべく早く医学部予備校に入学して受験勉強を進めていくことが、最終的な合格を勝ち取るための近道です。とはいえ、医学部予備校はたくさんあるため、自分に合うところを選択する際に、時間がかかってしまうかもしれません。ここからは医学部予備校を選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。
カリキュラムは充実しているか
医学部予備校を選ぶ際には、カリキュラムが充実しているかをチェックする必要があります。医学部入試は、他学部の入試とは出題傾向が異なることが多いです。そのため、医学部受験に特化したカリキュラムに沿って学習を進めていくことが重要です。
最新の入試傾向を把握して出題された問題の傾向を分析しましょう。分析に合わせてしっかり対策を行っていくことが、合格を勝ち取るために必要です。ホームページでカリキュラムを公開している予備校も多いので、チェックしてみましょう。
講師の質は良いか
医学部予備校選びにおいて重要なポイントの一つが、講師の質です。大雑把な指導や分かりにくい説明しかできない講師では、内容を十分に理解できず、成績が伸び悩んでしまう可能性があります。
難易度の高い問題も分かりやすく説明してくれるスキルを持ち合わせた講師の指導を受けられる予備校が良いでしょう。
また、講師が最新の入試問題の傾向を把握していることも大切なポイントです。講師自らが実際の入試問題の解答や解説を作成し、解答速報として公表しているような予備校の場合、最新の入試傾向を把握していることが判断できます。
サポート体制は充実しているか
受験勉強は長く厳しい闘いです。寮生活をする医学部予備校であれば、親元から離れて生活することになるので、自宅から通う場合と比べて不安な気持や、焦りなどが出てきたりする可能性もあります。
予備校選びでは、そんなときに悩みを相談できるサポートシステムが整っている点もチェックしましょう。学習面においても、担任制を設けていて定期的に個別の面談を実施してくれるような予備校であれば、進捗状況や理解度に合わせて学習の軌道修正が行いやすくなります。
使用したい施設・設備がそろっているか
静かな環境の中で集中して勉強できる自習室が利用できることは、医学部予備校に通うことのメリットの一つです。自習室の座席数は十分に用意されているか、利用したいタイミングでいつでも利用できるのか、などもチェックしましょう。
学習を進めていく中で疑問点が生じたときは、そのままにせず、なるべく早く講師に確認したいケースがおおいでしょう。講師に質問したいときに質問できる環境が整っているかもチェックしましょう。遠方から通う人のために寮を設けている予備校の場合は、予備校からの距離や寮の設備などもチェックしたいポイントです。
医学部は早めの対策が肝心
医学部への進学を望む人は多く、毎年狭き門をめぐってハイレベルで厳しい競争が繰り広げられます。医学部入試で合格を勝ち取るためには、膨大な学習量をこなしていくことが必要です。医学部への進学を希望するなら、できるだけ早く対策を始めるのに越したことはありません。早くから対策を始めれば、基礎的な学習を早く終わらせて入試対策に時間をかけられます。
医学部進学予備校メビオは最新の医学部受験情報を掌握しており、受験対策をしっかり行えます。医学部合格に向けて、寮や自習室など充実した施設を備え、担任制など安心のサポート体制のあるメビオを検討してみてはいかがでしょうか。