秋田大学医学部の特徴

田大学医学部は、1945年に設立された秋田県立女子医学専門学校が始まりです。1947年の校舎全焼により一度学校は廃止されましたが、1970年には秋田大学に医学部、1976年には大学院が設置されています。

その後、施設を充実させながら発展し、2009年には大学院大学の部局化により、秋田大学大学院医学系研究科・医学部の名称になりました。現在の医学部は医学科と保健学科の2学科があります。

医学部では世界最先端の先進医療の研究を大事にするとともに、秋田県の医療と県民の健康を守ることも重要だと考え、地域医療にも貢献してきました。同時に海外の医学部や研究機関への短期海外派遣にも積極的です。

キャンパス所在地	秋田市本道一丁目1の1
URL	https://www.med.akita-u.ac.jp/index.php
6年間の学費	349万6,800円
医師国家試験合格率（2021年度新卒・既卒含めた実績）	96.7％

充実した研究・教育施設

秋田大学医学部には、学生が臨床実習を行う医学部附属病院が隣接しています。県内唯一の特定機能病院として34診療科・32診療施設があり、2007年には都道府県がん診療拠点病院にも指定されました。 

キャンパス内にはバイオサイエンス教育研究サポートセンターやシミュレーション教育センターなど、教育や研究を支援する施設が充実しています。特に2012年に竣工したシミュレーション教育センターは、全国的にも最大規模の施設です。

臨床手技や救急の機器、画像診断や超音波診断の機器など、医療現場で必要な医療技術の習得を可能にする設備や体制が整い、実践さながらの体感ができます。

Advanced OSCEを全国に先駆けて導入

秋田大学医学部は卒前から卒後をシームレスにつなぐ秋田モデルといわれる教育カリキュラムも特徴です。秋田大学医学部ではもともと臨床教育に力を入れており、入学後の早いうちから学生が臨床に触れられる機会を与えるとともに全国の大学に先駆けて、Advanced OSCEと呼ばれる床技能評価を卒業試験に導入しました。Advanced OSCEは、現在全国的な制度となりつつあるpcc-OSCE（ポストクリニカルクラークシップOSCE）の先駆けと言える実技評価システムとも言われ、高い評価を得ています。 

 秋田大学医学部のAdvanced OSCEは全国の大学でも最大規模を誇り、質の高い医療人を育てるべく学部をあげて行っています。

奨学金情報

秋田大学医学部では日本学生支援機構や地方公共団体・民間団体以外に、秋田大学みらい創造基金の事業として独自の秋田大学「新入生育英奨学資金」を設けています。（※）財団法人土崎感恩講（窮民救済を目的とした法人・2014年に解散）への寄附金をもとにした奨学金制度で、新入生のうち入学金の納付が困難な学生に対して、10万円（入学料免除許可者は5万円）が給付されます。

経済的理由によって授業料や入学料の納付が困難、かつ学業優秀と認められると、授業料や入学料の免除、入学料の徴収が猶予される制度もあるため確認してみてください。他にも顕著な業績を修めたり高い評価を受けたりした学生や学生の団体を対象として、秋田大学学生表彰制度も設けられています。

◎2022/12/14(水)時点でのデータ

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