【2025年】関西医科大学医学部の解答速報・過去問解答
2025年度入試 解答速報NEW
後期
2025年度入試(後期)の数学でズバリ的中しました!
前期
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各科目の講評および全体統括
前期
英語
例年通りの大問3題構成でした。大問1ではT/F問題が姿を消し、文挿入、同義語選択、空所補充、内容一致を含む「長文総合問題」へと変化しました。難易度も上がりました。大問2でも若干の変化は見られましたが、大きなものではありませんでした。大問3の自由英作文では、英文メールで使われる英語表現への慣れが出来を大きく左右しそうです。目標得点率は60%です。
数学
例年通り大問4題構成となりました。昨年度は難問ばかりで予想得点も非常に低いものでしたが、今年度は「手をつけられる問題」が多く出題され、難易度も下がったと言えます。とはいえ、油断すると間違えやすい設定の問題や、状況が把握しづらい問題、空間把握能力が試される問題など、差がつきやすい出題が多かったように思います。目標得点率は50%です。
物理
例年通りの大問4題構成で、難易度はやや下がりました。また、4年連続で表やグラフを扱う問題が複数出題されました。どの大問も前半は平易に解き進められますが、後半は解きにくい設定となっていました。作業量は例年に比べてやや少ないものの、読み解く能力と計算処理力の両方が求められ、時間内に解き切れなかった受験生も多かったように思います。目標得点率は65%です。
化学
例年通りの大問4題構成でしたが、昨年度に比べて問題量が増え、時間との勝負となったと感じました。難易度自体には大きな変化は見られませんでした。限られた時間の中で正確に情報を読み取り、正確に解答する能力が求められています。目標得点率は75%です。
生物
例年通りの大問4題構成で、昨年度に比べて問題が易しくなりました。大問1の小問集合が取り組みやすい出題で、ここでしっかり得点しておきたいところです。全体的に取り組みやすい内容で、目標得点率は80%です。
総評
理科に関しては量は多いものの、総じて取り組みやすい問題が多く、大きな差はつきにくかったように思います。合否を左右するのは、配点が1.5倍となる英語・数学次第と言えるでしょう。
私たちは全科目の目標得点率が昨年度から少し高くなると予想しています。一次通過ラインは、ズバリ320/500点です!
後期
数学
2024年度は前期・後期ともに非常に難易度が高かったですが、それと比較して2025年度の前期・後期はどちらも取り組みやすい難易度となっています。特に後期試験においては、各大問ともに同種の問題の解答経験があれば完答できるレベルであるため、高得点が期待できます。ただし、経験の有無によって得点に大きな差が生じるため、特に大問ⅢおよびⅣでは注意が必要です。
物理
2025年度後期は、昨年度後期と比べてやや易化し、今年度前期と比べてもやや易しい内容となっています。大問1・2は標準的な内容であり、確実に得点できる問題です。大問3では光の進行方向を幾何学的に考察する必要があり、出題意図の把握が難しい設問が含まれています。大問4は絶対零度の実験的導出に関する問題で、グラフの読み取りが重要なポイントです。全体として解答しやすい構成ですが、大問3内の問3と問5は難易度が高いため、目標得点率は75%となっています。
化学
2024年度後期と比較すると、形式面における変化はありません。ボリュームも同程度ですが、各大問の難易度は全体的に下がっており、易化しています。なお、得点の差は「すべて選び」における抜け落ちや解答様式の誤りの数に影響するため、一次合格には85%の得点が必要です。
生物
「植物の環境応答」「タンパク質の輸送・分泌」「カタラーゼの実験」など、オーソドックスな出題が多く、前期試験と比べると時間に余裕がありました。また、スケッチを求める問題や写真の判別を行う設問があり、多くの受験生にとって慣れない形式であったため、解答に自信を持ちにくい傾向が見受けられました。しかし、難関校であることを踏まえると、受験生は85%の得点を目標として取り組む必要があります。
総評
一次合格ラインは360点です。
医学部受験情報
1月25日に実施された2025年度関西医科大学の各科目講評と全体統括です。
3月1日に実施された2025年度関西医科大学(後期)の各科目講評と全体統括です。
2024年度入試 解答速報
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